3. 植えてはいけない常緑グランドカバー?「ぐんぐん育ち過ぎる植物」その2
3.1 爽やかなうす紫や白の花も斑入りの葉も美しい「ツルニチニチソウ」
涼しげなうす紫やホワイトの花を咲かせるツルニチニチソウ。斑入りの品種も人気で、こちらもとてもポピュラーな植物です。
暑さや寒さ、乾燥に強く、日陰でも育つ優等生!しかし、さほど広くない場所に植えてしまうと、あっという間に根を張って辺りを覆い尽くしてしまう繁殖力の強さも併せもっているので要注意です。
また、毒性があることも知っておきましょう。口に入れなければ大丈夫ですが、お子さんやペットが誤飲しないように気をつけてください。肌が弱い方は切り口から出る白い樹液でかぶれてしまうこともあるので、作業の際は手袋の着用が望ましいでしょう。
じつは、環境省が定める生態系被害防止外来種リスト内の「重点対策外来種」に登録されている植物であるということも知っておくとよいでしょう。
※参考価格:250~1100円前後(3~3.5号ポット苗)
執筆者
LIMO編集部は、経済や投資、資産運用等を中心のテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となって情報発信を行っています。またキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどのジャンルで話題となっているニュースの背景も解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年8月31日)。
監修者
LIMO編集部
ライター、樹木医、1級造園施工管理技士
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での植生管理や環境教育などの活動を3年間経験した。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。たくさんの個性豊かな植物のメンテナンスに携わった。樹木医、1級造園施工管理技士保有。
その後フリーランスライターを経て、現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事を執筆。自身の経験と知識をもとに、わかりやすい記事の執筆を心がけている。
趣味は植物を育てることとアウトドア。好きが高じて、学生時代にキャンプ場でアルバイトをしていた。同時期に始めた登山は15年以上続けているが、現在は育児中のためハードな登山は自粛し、子連れハイキングを楽しんでいる。