年収350万円でも32歳で1000万円貯まった! 実録 貯金と節約の4つのヒント

年収が少ないと貯金ができない。そんなふうに思い込んでお金がなかなか貯まらない人も多いと思います。しかし、年収が350万円でも30歳を超える頃には1000万円を貯めることができるのです。今回は、年収350万円で1000万円を貯めたアラサー女性に話を聞いてきました。

借金返済は短期集中が吉!

彼女が貯金のためにまず始めたのが借金の整理でした。彼女にとって借金は、貯金しようと思う自分の足を引っ張る存在だったといいます。

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具体的には、彼女には大学時代の奨学金が残っていました。金額にすると約140万円。彼女の手取りから毎月2万円がこの借金の返済に充てられていたのです。新卒当時の月収は18万円。手取りにすると14~15万円になってしまうので、そこからの2万円って結構大きいですよね。

この金額がなければ、と何度も思ったという彼女は、まずこの借金から片付けようと考えました。お金を借りている場合、返済期間が長くなればなるほど利子もふえてトータルの返済金額が大きくなりますよね。「性格的にも短期で返済しないとダレてしまうと思った」という彼女は、140万円を2年で返済すべく計画を立てたといいます。

「とりあえず手取り収入の中から出せる金額を借金返済に回し、ボーナスも借金返済に回しました」と笑顔で語る彼女は、目標を前倒しでクリアし、1年と8か月ほどで無事完済したそうです。

借金返済に長い時間をかけるのは非常に無駄が多いことです。奨学金を借りている人も多いと思いますが、10年、20年をかけて毎月1~2万円で返済するようなことは避けたほうがいいでしょう。とにかく、返せるときに返すというスタンスを保ちましょう。

わからないものには手を出さない

お金の世界には私たちがまだまだ知らないことがたくさんあります。そういう「わからないもの」には手を出さないようにしたという彼女。

たとえば「リボ払い」。このしくみがいまだによくわからないという彼女は、「リボ払いのことはわからなくてもいいと思っています」と笑います。それは、彼女がこの先何があってもリボ払いを使わないから。「わからないものには手を出せない性格なので、あえてわからない状態を保っているともいえます」ときっぱりと答えてくれました。

確かに、私たち人間はわからないものに対して消極的になってしまいますよね。そういった部分をうまく利用して、あえてわからないままにしているというのです。

ほかにも、彼女が注意している「カードローン」や「キャッシング」などはわからないままにしてあるとのこと。やはり、それぞれの商品のことを知ってしまうと、その便利さや魅力に気付いてしまい、利用できる場面でつい手を出してしまうのが人間です。それを避けるために、彼女は自分の性格をうまく利用しているというわけですね。

使えるものはとにかく使う!

彼女は、自分にとって有益なものはとことん使うのがポイントだといいます。たとえば、年会費無料のゴールドカードで還元率の高さをうまく利用していますし、フリマアプリも活用。

お金がかかりやすい洋服については、ほとんど店頭で買うことはなく、購入はフリマアプリか割安なネット通販で購入します。毎月の洋服にかける金額を決めているので、その枠の中でどれだけ好きな洋服を買えるか工夫が必要。そこで、フリマアプリやネット通販を使って、1つ1つの服にかけるお金を抑えているのですね。

高い還元率が狙いのゴールドカードも、そもそもクレジットカードの利用頻度が少ないために年会費を支払うのがばかばかしいと感じたため年会費無料にこだわっています。また、会社の団体保険を利用することで、保険料を数百円に抑えながら手厚い保障を手に入れています。

貯められるお金が少ないなら効率よくふやす

そんな彼女はiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)を始めていますし、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)も利用しています。特にiDeCoは節税効果が高いため、老後資金を貯めるならダントツでこれだ!と思ったそう。無理のない範囲で、少しずつ節税効果を受け取れる。このことに魅力を感じ、iDeCoで投資デビューしたといいます。

彼女は毎月の給料の中で貯蓄に回せるお金が少ないことに悩んでいました。しかし、貯蓄に回せるお金が少ないなら、もっと効率よくふやしたいと考え、投資の勉強を始めました。毎月の手取りの中からiDeCoに回すお金と、投資信託や株を買うお金を決めているそうです。

投資信託は1つか2つに絞ってじっくり保有し、株は自分がよく知っている会社のものを保有するようにしています。というのも、株を買うときに企業のことを調べるのは当然のことですが、好きな企業なら「調べる」作業が苦痛になりにくいというわけです。

お金をふやすためだけに勉強するのも味気ないと感じるという彼女。彼女は自分が大好きな美顔器のメーカーの株か、化粧品メーカーの株を持つようにしているといっていました。

まとめ

いかがでしたか。彼女を見ていて感じるのは、他の人が面倒に感じて放ったらかしにしてしまうようなことをきちんと調べて、いいと思ったものは日々の生活に取り入れる。このことを丁寧に繰り返すことができているということです。

大塚 ちえ

ニュースレター

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。