2024年から新NISA制度が始まり、はや半年が経過しました。これを機に実際に投資を始めたという方もいるのではないでしょうか。

投資にはリスクが伴いますが、多くの資産を投資に回し、高い利回りで運用できれば効率よく資産を増やせる可能性があります。

こちらの記事では、新NISAで月3万円・5万円・7万円を投資したケースのシミュレーション結果を解説します。

1. 積立投資をするなら新NISA「つみたて投資枠」を検討して

NISAとは「少額投資非課税制度」の略称で、一定額まで非課税で投資できる制度です。

通常、投資で得られた運用益に対して20.315%が課税されますが、NISAを活用すれば非課税となります。

効率よく資産形成を行ううえで、NISAは利用すべき制度といえるでしょう。

なお、新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に分かれています。コツコツと積立投資を行いたい場合は、つみたて投資枠を活用しましょう。

【写真全4枚中1枚目】新NISA「つみたて投資枠」「成長投資枠」概要。2枚目以降では、実際の積立投資シミュレーション結果などを掲載。

新NISA「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の概要

出所:金融庁「NISAを知る」

つみたて投資枠の年間投資枠は120万円(制度全体で1800万円)です。毎月10万円まで積立投資を行えます。

次の章からは、金融庁の積立投資シミュレーションを利用して「月3万円・5万円・7万円」を資産運用したときに期待できる結果を確認していきましょう。