「ふるさと納税制度」は、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として、2008年に創設されました。
「納税」という名前ですが、実際には、都道府県、市区町村への「寄付」に該当します。
寄付金のうち、2000円を超える部分について、一定限度額まで、原則として所得税と合わせて全額が控除されます。
また、寄付の「お礼」としての「返礼品」が実質2000円の自己負担だけで手に入るということで、多くの人が注目し、利用する制度になりました。
さて数々の返礼品の中には、特定の作物の「オーナーになれる」という、一風変わった品も見つかります。
オーナーになれば、その土地の名産品をまとまった数もらえたり、イベントに参加できたりなど、多種多様な特典を堪能できます。
本記事では、LIMO編集部がピックアップした、「オーナーになれる返礼品3選」をご紹介していきます。
※今回ご紹介する返礼品の情報は執筆時点のものです。閲覧時点においては、在庫状況や寄付金額の改定があり、掲載されている内容と異なっている場合がございます。お手数ですが、最新の情報については返礼品を管理する自治体へ直接お問い合わせをお願いいたします。
1. 【ふるさと納税返礼品】荘園領主 棚田オーナー お米の定期便計50kg(大分県 豊後高田市)
大分県の「田染荘小崎」のオーナーになり、荘園米やイベント招待を受け取れる返礼品です。
- 【寄付金額】 11万円以上
- 【名称】 荘園領主 希望月に届くお米の定期便計50kg 田植え等イベント招待
- 【内容】 棚田オーナーになる権利
「田染荘」小崎地区の「領主」となって、昔ながらの水田や周囲の景観を守る手助けをする返礼品です。当地区は、区の重要文化的景観に選定されたエリアで、平安時代からの面影が残るといわれています。
領主になると、1000年変わらない景観で育った荘園米を50kgもらえるほか、「御田植祭」「収穫祭」などのイベントに招待してもらえます。また複数年継続して応援する方には、継続特典もプレゼント。
「甘く香り豊か」と評判の荘園枚を食してみたい方や、歴史ある文化や景観を守る活動に携わりたい方はチェックしてみてください。
【注意事項】 イベントの宿泊費・交通費は自己負担。