4. 金融機関の変更を検討しよう

同じ新NISA口座でも、金融機関によって取扱銘柄やサービスは大きく異なります。

特に大手ネット証券は、クレジットカード決済での投信積立でポイントがもらえる「クレカ積立」を用意しています。投資しながらお得にポイントをもらいたい人は、ぜひ大手ネット証券への金融機関変更を検討しましょう。

新NISAは、老後資金などを貯めるのに適した制度です。例えば、新NISAで月5万の積立投資を23年2ヵ月続ければ2000万円を用意できます。

【積立金額別】NISAで2000万円用意するのに必要な条件を運用利回り年率3%でシミュレーション

【積立金額別】NISAで2000万円用意するのに必要な条件を運用利回り年率3%でシミュレーション

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」を基に筆者作成

4.1 年率3%で運用した場合に2000万円貯めるために必要な期間

積立金額:必要な積立期間

  • 月1万円:59年10ヵ月
  • 月3万円:32年9ヵ月
  • 月5万円:23年2ヵ月
  • 月7万円:18年
  • 月10万円:13年7ヵ月
  • 月15万円:9年8ヵ月
  • 月20万円:7年6ヵ月
  • 月30万円:5年2ヵ月

ぜひ、老後に向けた新NISAでの資産形成を、自分にあった金融機関で続けてみてください。

参考資料

苛原 寛