2. 前の金融機関で運用していた商品はそのまま運用を続けられる
結論、前の金融機関で保有していた商品を売却する必要はありません。
そのまま、前の金融機関で非課税で運用を続けられます。
また、前の金融機関の新NISA口座で運用していた商品を、そのまま変更後の金融機関の新NISA口座に移すことはできません。
例えば、2024年はA銀行の新NISA口座で投資をし2025年から新NISA口座をB証券会社に移す場合、2024年に投資した商品はずーっつとA銀行で非課税で運用を続けることができ、2025年以降に投資する商品はB証券会社の新NISA口座で非課税で運用がおこなわれるイメージです。
勘違いしている人も多いため、仕組みを理解しておきましょう。
3. 非課税保有限度額は金融機関合計で管理する
新NISAは、1800万円の非課税保有限度額が設けられています。
途中で新NISAの金融機関を変更した場合、変更前と変更後の金融機関で保有する商品の合計額(取得時の価格)で非課税保有限度額を計算します。
そのため、A銀行からB証券会社に新NISA口座を変更した場合は、A銀行とB証券での合計保有商品1800万円分までが新NISAでの非課税対象となります。