2. 「礼金ゼロ物件」の割合は何パーセント?【首都圏・近畿圏で比較】
では、実際に礼金ゼロ物件の割合はどれほどなのでしょうか。
株式会社LIFULLの資料をもとに、首都圏と近畿圏での礼金ゼロ物件の割合推移を一覧にしてみました。
2.1 10万円未満の賃料帯
〈首都圏〉
- 2018年:57.4%
- 2019年:54.6%
- 2020年:56.2%
- 2021年:54.0%
- 2022年:48.1%
- 2023年:45.7%
〈近畿圏〉
- 2018年:20.4%
- 2019年:19.7%
- 2020年:23.6%
- 2021年:26.0%
- 2022年:27.2%
- 2023年:27.8%
2.2 10万円以上15万円未満の賃料帯
〈首都圏〉
- 2018年:38.2%
- 2019年:33.6%
- 2020年:28.2%
- 2021年:27.5%
- 2022年:26.8%
- 2023年:24.7%
〈近畿圏〉
- 2018年:13.9%
- 2019年:12.7%
- 2020年:13.1%
- 2021年:14.0%
- 2022年:17.5%
- 2023年:17.7%
2.3 15万円以上20万円未満の賃料帯
〈首都圏〉
- 2018年:29.2%
- 2019年:27.5%
- 2020年:29.1%
- 2021年:35.0%
- 2022年:37.8%
- 2023年:33.1%
〈近畿圏〉
- 2018年:10.2%
- 2019年:8.7%
- 2020年:10.7%
- 2021年:11.0%
- 2022年:14.8%
- 2023年:14.0%
2.4 20万円以上の賃料帯
〈首都圏〉
- 2018年:28.7%
- 2019年:29.3%
- 2020年:30.9%
- 2021年:33.7%
- 2022年:34.2%
- 2023年:31.4%
〈近畿圏〉
- 2018年:11.3%
- 2019年:8.7%
- 2020年:10.9%
- 2021年:11.3%
- 2022年:8.9%
- 2023年:9.9%
礼金ゼロ物件の割合は、近畿圏より首都圏の方が多いようです。
関西でも礼金ゼロ物件は増加傾向にありますが、首都圏に比べると少ない印象です。
礼金ゼロ物件は一見すると初期費用が少なくて済みそうですが、デメリットはあるのでしょうか。