3. キッチンリフォームアイデア1.カラーコーディネートでレトロ感を演出する

レトロなキッチンと言えば、暖かみのある白や薄いグリーンなどのパステルカラーを思い浮かべる方も多いでしょう。

最新式のキッチンにリフォームする際、築古団地の趣を残す方法として、面材のカラーリングにこだわってみましょう。

暖かみを感じる色合いや深みのある色合いを選べば、おばあちゃんの家のような懐かしい雰囲気を持ったキッチンを実現できます。

特にオフホワイトやアイボリーのキッチンは、レトロな団地の雰囲気を残したまま、明るく清潔なイメージを与えられます。

白を基調とすることで、ダイニングやリビングのインテリアとも相性が良く、シンプルでありながらオシャレな空間を作り出すことも可能です。

3.1 アクセントカラーを取り入れる

やかんや鍋、キッチン雑貨などで差し色を加えると引き締まった空間になります。

アンティーク調のくすみカラーやビビッドカラーなど、どんな色でも合わせやすいので自分らしさのあるキッチンを実現できます。

3.2 自然素材と組み合わせる

木製のキャビネットや木製のカウンターと合わせるのも、暖かみのある空間を演出できるのでおすすめです。

白のキッチンと木やラタンなど自然素材の組み合わせは、選ぶアイテムによって雰囲気を大きく変えられます。

ナチュラルテイストや北欧テイスト、和モダンなど幅広いインテリアからお好みのテイストを演出できます。

4. キッチンリフォームアイデア2.アンティークな雰囲気が魅力なインテリアテイストを取り入れる

 アンティークな雰囲気を生かせるインテリアスタイルは築古団地にしっくりマッチします。

4.1 西海岸インテリア

ブルーを基調としたリゾートスタイルである西海岸インテリアは、築古団地にぴったりです。

自然素材の利用やビンテージな家具、船で使われているようなマリンランプなど、アンティークなアイテムを使うことは、西海岸インテリアの特徴の一つです。

素朴で無骨さのある小物や家具、使い込んだデニム素材など、ビンテージな雰囲気を持ったアイテムは築古団地の良さをさらに引き立てます。

4.2 インダストリアルインテリア

無駄を省いた工業的なイメージのインダストリアルインテリアも、築古団地に合わせやすいスタイルです。

築古団地では配管がむき出しになっている物件を見かけることも多いものです。

インダストリアルインテリアでは、この配管をそのままインテリアの一部として活用できます。

また、ステンレス製の作業台やシンクなど、金属素材を多用しても、工業的で冷たいイメージになりすぎません。

築古団地ならではの雰囲気のある室内とマッチして、昔ながらの食堂のような、無駄を排除しつつも暖かみのある雰囲気を演出できます。

5. キッチンリフォームアイデア3.既存のキッチンを残して、新しい設備を合わせる

既存のキッチンをそのまま活かしつつ、新しい設備を導入する方法もおすすめです。

この方法であれば、築古団地の魅力を最大限残しつつ、最新の機能と省エネ性を持った設備を利用できます。

IHクッキングヒーターやタッチレス水栓、食器洗い機など最新設備を取り入れると、毎日の料理や後片付け効率が格段にアップできることでしょう。

ただし、現状のキッチンの状況によっては、新たに配管工事やキッチンの加工が必要なケースもあります。

場合によっては、キッチンを丸ごと交換するよりも、コストがかかる可能性もあるので注意が必要です。