4. 契約プランの見直し、ポイント制度…利用できるものがあるかチェックして

現在、私たちは、住んでいる地域に関わらず、電力会社やガス会社を自分たちで自由に選べます。

自分たちの生活スタイルに合った会社の「契約プラン」にすることで、支払う費用を大幅に減らせる可能性があります。

たとえば引っ越した際、自分が住んでいる地域で自動的に大手電力会社を契約している場合、インターネットで契約できる別の会社に乗り換えた方がお得になるケースもあるでしょう。

また、使用料に応じてポイントが貯まったり、クレジットカード支払いにしたりするとポイントがつく場合があります。

楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントなどを使って普段から「ポイ活」を心がけている家庭では、利用できるポイントがないかぜひチェックしてみましょう。

さらに、電気会社やガス会社をセットで契約して1社に統一すると、効率よくポイントが貯められたり、割引を受けられたりすることもあります。

また、インターネット契約もセットで統一することで、割引が受けられる場合があります。ソフトバンク、楽天、auを現在使用している人は変更も検討してみましょう。

電気やガスなどエネルギーを普段から節約しようとする心がけは大切。しかし、電気会社やガス会社、そして契約プランを根本的に見直すことで、大幅な節約をすることができるかもしれません。

5. 「酷暑乗り切り緊急支援」の概要を理解したうえで見直しを

2024年の夏は政府の補助金政策のおかげで、電気代やガス代の負担を昨年と同水準におさえられそうです。

しかし、夏以降は再び家庭での負担が大きくなると考えられるでしょう。

ただなんとなく電気会社やガス会社を選んでいた人は、少しでも節約できるように、ぜひ会社や契約プランを見直してみてください。

参考資料

下中英恵FP事務所 下中 英恵