1.2 公立中学校に子どもが通う世帯の平均年収分布
- 400万円未満:10.2%
- 400~599万円:21.2%
- 600~799万円:26.6%
- 800~999万円:20.5%
- 1000~1199万円:11.3%
- 1200万円以上:10.3%
公立中学校では、「600~799万円」(26.6%)の世帯が最も多く、次いで「400~599万円」(21.2%)が続きます。
年収1000万円以上の家庭は約2割にとどまります。
このデータから、私立中学校に通う子どもの親は、公立中学校に通う子どもの親に比べて平均年収が高いことが明らかです。
次は、子どもを私立中学校に通わせる場合にかかる教育費についてみていきましょう。
2. 私立中学校にかかる1年あたりの教育費は公立中学校と比べ約2.7倍の「143万円」
私立中学校に進学した際に係る教育費を文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」でみてみましょう。
私立中学校と公立中学校の1年あたりの教育費の平均と内訳をそれぞれ確認すると、次のとおりになります。