2. 給与所得者の平均年収は458万円
国税庁が2023年9月に発表した「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は458万円でした。
2022年(令和4年分)の年収500万円以上の割合は全体で33.5%。4択の正解は「3〜4割」となります。
2018年(平成30年分)の年収500万円以上の割合は全体の31.2%なので、4年間で年収500万円以上を得ている人の割合は2.3%増えたことに。
ちなみに、1年を通じて勤務した給与所得者は5078万人。給与階級別分布を見ると、300万円以上〜400万円以下の人が16.5%と最も多く、次いで400万円以上〜500万円以下の15.3%です。
3. 男女別の「年収500万円以上」の割合を見てみる
ここからは、男女別で年収500万円以上を得ている人の割合を見ます。
男性は47.6%。給与階級別分布で一番多いのは、400万円以上〜500万円以下の17.7%、次いで、300万円以上〜400万円以下の15.5%となりました。
女性は14.6%。給与階級別分布で一番多いのは、100万円以上〜200万円以下が21.5%、次いで200万円以上〜300万円以下の20.0%でした。
年収500万円以上を得ている男性はおよそ2人に1人、女性はおよそ7人に1人となり、大きな違いがあることがわかります。
いかがでしょうか。今回は年収500万円以上を得ている人の割合を紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年6月3日
- 調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
小野田 裕太