2.2 例2:気付いたらハイグレードタイプの壁紙になっていた
壁紙には前述したように一般的に数多く普及している量産品と、さまざまな機能がついた色柄豊富なハイグレードタイプがあります。
量産品と呼ばれるスタンダードなもののほか、調湿や消臭、汚れ防止、表面強化、抗菌、防水などの機能やデザイン性を備えたハイグレードなもの、その他ではレーヨン、絹、麻などで作られる布製の壁紙(織物クロス)があります。
それぞれ価格が異なるので、選択する際には注意が必要です。
2.3 例3:メートル単価表記だったので割安と勘違いしてしまった
壁紙の単価をチェックする際には、表記されている単位に注意しなければいけません。
壁紙の単価には「㎡単価」と「m単価」があり、業者によって見積もり書の表記方法が異なることがあります。
一般的に壁紙はロール状になっていて、その幅は90~92cmになっています。
そのためm表記の場合には、1mの壁紙で施工できる面積は約0.9㎡となります。
すなわち「メートル単価=0.9㎡あたりの単価」です。
したがってm(メートル)単価で表記されていると割安と勘違いしやすくなるので、複数の業者の見積書を比較する場合には注意が必要です。
次章では、壁紙やクロスを張り替えた際に経験した「後悔」の体験談を紹介します。