2.2 例2:気付いたらハイグレードタイプの壁紙になっていた

例2:気付いたらハイグレードタイプの壁紙になっていた

契約を断っている様子の写真

takasuu/istockphoto.com

壁紙には前述したように一般的に数多く普及している量産品と、さまざまな機能がついた色柄豊富なハイグレードタイプがあります。

量産品と呼ばれるスタンダードなもののほか、調湿や消臭、汚れ防止、表面強化、抗菌、防水などの機能やデザイン性を備えたハイグレードなもの、その他ではレーヨン、絹、麻などで作られる布製の壁紙(織物クロス)があります。

それぞれ価格が異なるので、選択する際には注意が必要です。

2.3 例3:メートル単価表記だったので割安と勘違いしてしまった

壁紙の単価をチェックする際には、表記されている単位に注意しなければいけません。

壁紙の単価には「㎡単価」と「m単価」があり、業者によって見積もり書の表記方法が異なることがあります。

一般的に壁紙はロール状になっていて、その幅は90~92cmになっています。

そのためm表記の場合には、1mの壁紙で施工できる面積は約0.9㎡となります。

すなわち「メートル単価=0.9㎡あたりの単価」です。

したがってm(メートル)単価で表記されていると割安と勘違いしやすくなるので、複数の業者の見積書を比較する場合には注意が必要です。

次章では、壁紙やクロスを張り替えた際に経験した「後悔」の体験談を紹介します。