コスモエネルギーHD、通期経常利益は前期比44%増 13期ぶり最高益更新へ

2018年5月11日に行われた、コスモエネルギーホールディングス2017年度決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:コスモエネルギーホールディングス株式会社 取締役常務執行役員 滝健一 氏

【2017年度実績】連結損益の概要 前年比

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滝健一氏:それでは2017年度決算および2018年度通期計画の概要について、ご説明いたします。6ページは、連結損益の概要です。

営業利益は前年比197億円増益の1,119億円。経常利益は前年比355億円増益の1,169億円。親会社株式に帰属する当期純利益は前年比196億円増益の728億円となりました。在庫影響除き経常利益は石油事業の増益を主要因に、前年比539億円増益の959億円となりました。

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【2017年度 通期実績】連結経常利益の概要 前年比

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7ページは、主に在庫影響を除いた経常利益をセグメント別に分化したページです。次のページで詳しくご説明させていただきます。

【2017年度実績】連結経常利益(在庫影響覗き)前年比 増減分析

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8ページをご覧ください。在庫影響を除いた経常利益の増益分539億円を、セグメント別にご説明いたします。

石油事業は製油所における安全操業・高稼働および国内の需給改善による適正マージン確保などにより360億円の増益となりました。緑色の枠で囲っておりますが、マージン・数量の337億円増益の内訳はマージンで355億円の増益。油購入で36億円の減益。数量で18億円の増益となっております。

輸出27億円の減益は数量減によるものです。その他の50億円の増については、ジクシス社の持分比率増加などの一過性の要因によるものです。

石油化学事業では市況が堅調に推移する中で、丸善石油化学の定修影響解消による販売量増加などにより42億円の増益となっております。

石油開発事業については、油価上昇などにより90億円の増益となりました。そのほか、7億円の増益は主にエコパワー社の増益によるものです。

【2017年度実績】 連結キャッシュ・フロー、連結貸借対照表の概要

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連結キャッシュ・フロー並びに連結貸借対照表の概要についてご説明いたします。キャッシュ・フロー計算書については、昨年度に比べてフリー・キャッシュ・フローが大幅に改善いたしました。

これにより、有利子負債を削減し、財務体質が大幅に改善いたしました。営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前統計純利益や運転資本の改善などにより1926億円のプラスとなりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、昨年の11月に生産開始したヘイル開発をはじめとする成長投資を実施したために、964億円のマイナスとなりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の削減を進めたため、768億円のマイナスとなりました。

貸借対照表については、油価上昇やヘイル開発などによる有形固定資産の取得を主要因に総資産は1,652億円増加となりました。

自己資本については、主に当期純利益の計上により740億円の増加。自己資本比率は3.3ポイント改善の14.1パーセント。ネットD/Eレシオは1.3ポイント改善の2.3倍となりました。引き続き財務体質の改善に取り組んでまいります。

【2017年度実績】 連結設備投資の概要

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10ページをご覧ください。2017年度は成長投資を着実に実行いたしました。ヘイル開発・千葉JVパイプライン・IPPなどの大型投資の一巡により2017年度の設備投資額は前年比では減少いたしました。

セグメント別に見ると、石油事業では主に定修などの更新工事を実施いたしました。

石油価格事業は、丸善石油化学の定修スキップ年だったため前年比で減少しております。石油開発事業はヘイル開発が主なものです。

その他については、風力発電における複数の新規サイト開発、IPPの改造工事などが主なものです。以上、10ページまでが2017年度決算に関わるご説明となります。

【2018年度 通期計画】 概要(前年比)

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2018年度の通期計画についてご説明いたします。

在庫影響除きの連結経常利益は1,210億円を見込んでおります。セグメント別の在庫影響除きの経常利益計画は次のページの階段図で詳しくご説明いたします。尚、6行目の親会社株式に帰属する当期純利益は570億円を見込んでおります。前提条件につきましては8行目以降に記載のとおりです。

【2018年度 通期計画】 連結経常利益(在庫影響除き) 前年比 増減分析

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13ページでは、階段図を用いて、在庫影響を除いた経常利益の増益分251億円をセグメント別にご説明いたします。

石油事業は、主に私どもの千葉製油所とJXTGエネルギー千葉製油所のパイプラインの活用や、安全操業・高稼働および適正マージンの確保を想定しておりますが、原油処理に見合った採算販売を織り込み58億円の減益を見込んでおります。

石油化学事業は、丸善石油化学が定修年であるため、生産量の減少や一連市況保守的に織り込み84億円の減益を見込んでおります。

石油開発事業は、昨年の11月に生産開発したヘイル油田の年間を通じた生産量増加を織り込み、387億円の増益を見込んでおります。

その他については、エコパワーおよび連結処理ほかにより6億円の増益を見込んでおります。

【2018年度 通期計画】 連結設備投資の概要

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最後に14ページをご覧ください。2018年度の設備投資については、第6次中継施策に沿って競争力強化と成長投資を継続してまいります。

石油事業においては製油所の安全・安定操業体制を盤石化すべく、強靭化投資などを実施まいります。

石油化学事業については、基礎化学品の高付加価値化などの投資を進めてまいります。また、風力発電事業については、さらなる新規サイトの運転開始に向け投資を実施する予定です。以上、2017年度決算並びに2018年度通期計画についてご説明いたしました。ありがとうございます。

記事提供:ログミーファイナンス

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