4.2 年収アップのためにできること②転職
転職は本業を変えて年収アップを図る方法です。
転職はもっとも短期間で収入アップが期待できる方法であり、実際に年収をネックに転職活動をしている人も少なくありません。
転職で年収を上げる方法として「給与規定で定められた年収水準を上げる」「実力重視の評価体系の会社・インセンティブで年収を上げる」という方法が考えられます。
実力重視の企業でインセンティブによって年収を上げるには、転職先で結果を出すことが求められます。
近年では、完全成果報酬型の企業で個人事業主として会社に属する人も増えてきましたね。
アフターコロナを迎え、働き方はますます多様化してきています。
自分がどのくらい年収をアップさせたいのか、働き方や社風に希望はあるかなど、条件をじっくり考えてから転職活動をスタートするとスムーズに進むでしょう。
4.3 年収アップのためにできること③資産運用
資産運用は自分が働いて収入を得るのではなく、お金に働いてもらうことで年収アップを図る方法です。
日本では基本的に運用の利益に対して約2割の課税がありますが、NISA制度を使えば運用の利益を非課税で受け取ることができます。
現在も物価高や円安が進んでいることで、日本円の価値は下がっていく一方です。
自分の資産を守るという意味でも、資産運用の重要性はますます高まってきました。
ただしNISAなどで運用する投資信託などの金融商品には、元本割れのリスクがあります。
自分の許容できる額でリスク分散をしながら運用をしていくことが大切です。
5. まとめにかえて
未婚女性が結婚相手に求める年収は「500~600万円」、男性がその年収に到達するのはおよそ35歳以上という結果でした。
また、結婚生活で余裕を感じるために必要な世帯年収は「1000~1500万円未満」となっていることから、男性だけの収入に頼らず、共働きで生活していくのがマストといえそうです。
どのくらいお金があれば生活が豊かになるのかは人によって異なりますが、1つの基準としては覚えておきたいところです。
また、相手だけではなく自分自身の年収をアップさせることで結婚後の生活に余裕が持てるようになるかもしれません。
新しいことを始めるときは誰しも不安なものです。まずは情報収集など、手軽にできることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
中本 智恵