過去の同月に公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2022年6月12日) |
就職活動などで、高い人気を誇る公務員。安定した給料や福利厚生の充実度のほか、退職金についても魅力だと感じている人もいると思います。
そんな羨ましい公務員ですが、退職金は実際いくらぐらいなのでしょうか。
そこで今回は、国家公務員と地方公務員の退職金を徹底解説。民間企業の会社員と比べながら、公務員の退職金事情を解説していきます。
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1. 公務員の退職金「地方公務員と国家公務員」ともに2000万円超に
ここからは、公務員の退職金はいくらかを詳しく見ていきましょう。
1.1 地方公務員の退職金は平均いくらか
まずは、地方公務員の定年退職金を見ていきましょう。
総務省公表の「令和2年 地方公務員給与の実態」によると、地方公務員(一般職員、勤続25年以上の定年退職等)の平均退職金額は以下の通りです。
- 都道府県:2179万8000円
- 指定都市:2111万1000円
- 市:2119万5000円
- 町村:2025万2000円
- 全地方公共団体: 2130万9000円
すべての地方公共団体で2000万円を超えることがわかりました。
2. 国家公務員の退職金は平均いくらか
次に、国家公務員の定年退職金について見ていきたいと思います。
内閣官房が公表した「退職手当の支給状況(令和2年度退職者)」によると、国家公務員の平均退職金額は以下の通りです。
- 常勤職員(定年):2142万1000円
退職金がそもそもない企業もあることを踏まえると、公務員はやはり羨ましい仕事といえそうです。