1.1 年収別の調整給付金はいくら?
名古屋市が提示する例をもとに、給与所得者で以下の世帯構成なら調整給付金がいくらになるか確認しましょう。
- 妻と子ども2人を扶養
- 配偶者控除の適用あり
- 子どもは高校生(16歳以上)と中学生
妻と子ども2人を扶養していると、定額減税は所得税12万円、住民税は4万円で合計16万円になります。
年収300万円、500万円、700万円のケースでは、調整給付金は以下の通りです。
【年収:定額減税しきれない額・調整給付金】
- 300万円:13万5100円・14万円
- 500万円:5万4000円・6万円
- 700万円:0円・0円
調整給付金は、1万円単位で給付します。
そのため、年収300万円、500万円の世帯では調整給付金が支払われる見込みが高いです。
単身世帯の調整給付金が支払われる年収レンジも確認しましょう。
【年収:定額減税しきれない額・調整給付金】
- 130万円:2万6650円・3万円
- 200万円:3000円・1万円
- 300万円:0円・0円
単身世帯では、年収200万円までの人であれば、調整給付金の対象となる見込みです。
次章では、調整給付金を受け取る場合の手続き方法について、確認しましょう。