3. 【解説】専業主婦(夫)が働く、資産運用をすることの重要性・メリット
専業主婦(夫)が働くことや資産運用することのメリットを確認していきます。
パートナーからすると、専業主婦(夫)がパートで短時間働くことや資産運用を行うことでは、大した金額にはならないと感じる方もいるかもしれません。
しかし、専業主婦(夫)が働きながら資産運用を行うことは、単に家計にとってプラスになるだけではないのです。
専業主婦(夫)の将来の可能性を大きく広げることになります。
3.1 <専業主婦(夫)が働くことや資産運用を行うメリット>
- パートナーが働けなくなった時の保険の役割を果たす
- 世帯分の老後資金準備に余裕ができる
- パートナーに経済的に依存する必要がないので、万が一の時も離婚しやすい
- パートナーと教育方針で意見が割れたときも、自分のお金で子どもの教育資金を援助してあげる選択肢もある
- 自分自身のレジャー費が増える
このように、専業主婦(夫)が自分で収入を得て、それを使って資産運用を行うことで互いにしっかりと経済的な自立できます。
経済的自立ができれば、パートナーが病気やけがで働けなくなった時も安心です。
また、万が一の時もお金の心配をせずに離婚できます。選択肢のひとつとして、あるに越したことはないでしょう。
月10万円の収入で3万円しか資産運用できなかったとしても、そのお金によってパートナーの「将来の自由度」が大きく変わる可能性があります。
ぜひ積極的に資産運用にチャレンジしてみましょう。
4. まとめ
2024年からスタートしたNISAによって、今までお金の話題は多少タブー視されていたママ友間でも、資産運用が話題に出るようになりました。
今回みてきたように、少額でも長期間運用を続ければ、大きくお金が増える可能性があります。
また、NISAの手続きは、投資初心者であっても問題なく行えると思います。
今回ご質問をいただいた女性と同じように資産運用を迷っている方は、経済的自立の第一歩として、ぜひNISAにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
下中英恵FP事務所 下中 英恵