2. 4つの動物園の開園年を比較すると…

日本で1番古い動物園は、東京都台東区にある上野動物園です。上野動物園は1882年に農商務省所管の博物館付属施設として開園し、現在まで140年以上に渡って営業しています。

2番目に古いのは1903年開園の京都市動物園。選択肢にあった名古屋市東山動植物園は1937年開園、豊橋総合動植物公園は1954年開園(どちらも前身の動物園は含まず)です。

そのほか、日本で歴史の古い動物園には、1915年開園の天王寺動物園(大阪府大阪市)があります。

ちなみに、世界最古の動物園はオーストリア・ウィーンにあるシェーンブルン動物園で、開園は1752年。世界遺産・シェーンブルン宮殿内にあり、現在も動物園として営業しています。

動物園の開業年比較を見てみると…

動物園の開業年比較

出所:各動物園の公式サイトを参考に筆者作成

3. 上野動物園の入園者数と入園料を紹介

日本で1番古い上野動物園では現在、約300種3000点の動物が飼育されています。

上野動物園といえばパンダが有名ですが、2023年2月には人気者だったジャイアントパンダ・シャンシャンが中国に返還されて大きな話題に。現在はリーリー、シンシン、シャオシャオ、レイレイの4頭のパンダが暮らしています。

そんな上野動物園は入園者数の多さでも知られており、2022年度の入園者数は305万6589人。入園料は一般600円、65歳以上300円、中学生400円、都内在住・在学の中学生、小学6年生までは無料です。

いかがでしょうか。今回は日本で一番古い動物園を紹介しました。

3.1 調査概要

調査日:2024年5月28日
調査人数:200人(全国の10~60代)

参考資料

小野田 裕太