ニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引時間を日本時間で知りたい!サマータイムと休日に注意

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株式以外にも様々な金融資産がありますが、日本株が日本の個人投資家にとって最も身近な資産であることは間違いないでしょう。しかし、日本株といえども世界の経済動向の影響を受けます。日本株は、前日の米国の株式市場の株価動向の影響を受け易いことは良く知られています。実際にプロ投資家と呼ばれる機関投資家には米国の株式市場の動向確認して就寝したり、朝早く起床してその動向を確認してから仕事に臨む人もいます。

今回は、米国の証券取引所であるニューヨーク証券取引所、ナスダック(NASDAQ)の取引時間や休日についてまとめてみましょう。また、日本の取引所、東京証券取引所の取引時間(立会時間)もあわせて整理しておきましょう。株式投資は取引時間について知っておくことは投資家のための第一歩です。

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はじめに

意外にプロ投資家でも米国の株式市場の取引時間は頭に入っていない人もいます。日本時間の何時に米国の株式市場が開いているのかを時期も含めて正確に言えないのです。その最大の理由は「サマータイム」によるところ大きいです。日本にはサマータイムがないために不慣れだということがあげられるでしょう。

サマータイムにより、シーズンごとに米国証券取引所の日本時間での取引時間が変わります。機関投資家と呼ばれるプロの投資家は、米国の株式市場の動きを見ながら就寝するという人も多いのが実際です。ただ、おおよその時期と取引時間の感覚はあるのでしょうが、今回改めて頭を整理しておきたいところです。

ニューヨーク証券取引所は日本時間の何時が取引時間なのか

結論からいえば、ニューヨーク証券取引所のコア・トレーディング・セッション(Core Trading Session)、つまりコアの取引時間は、米国東部標準時(ET)で、以下の通りです。

  • 午前9時30分~午後4時まで(米国東部標準時, ET)

日本時間でいえば、以下の通りです。

  • 午後11時30分~翌日午前6時まで

実はプレ・オープニング・セッションというのが午前6時30分(米国東部標準時, ET)にあります。ここでは注文の入力ができ午前9時30分のオープニング・オークションまで待ちの状態となります。ただ、一般の投資家は特に知っておくことはないと思います。

また、コア・トレーディング・セッションは午前9時30分から午後4時までというお話をしましたが、午後3時45分から午後4時までは、クロージング・インバランス・ピリオドとなっており、午後4時はクロージング・オークションとなっています。

翌日の日本株の動きは、米国の深夜の株価動向で方向づけられるといっても過言ではありません。もっとも、後場に入って株価が変化があることもありますが、寄り付きの動きは翌日の東京の株式市場を考える際には重要です。

また、米国の株式市場も日本と同様に経済指標の発表は重要です。寄り付き前にそうした指標が発表されることもあり、それらの内容次第で株式市場の動向も変わってくると付け加えておきます。

特に為替取引をする投資家にとってみると、経済指標は為替レートを大きく動かすきっかけとなるので注目されています。株式投資家も為替取引の投資家ほどに注意を払えとは言いませんが、十分に意識をしておく必要があるでしょう。

サマータイムの取引時間は日本時間で何時か

サマータイムの間は、米国の株式市場の日本時間での取引時間は、以下の通りです。

  • 午後10時30分~翌日午前5時まで

非サマータイムであれば、午後11時スタートとなってしまいますが、さーまタイムであれば午後10時30分スタートです。この時間帯であれば、米国私情の主要ニュースを追うことも可能な投資家も増えるのではないでしょうか。

【参考】米国上場企業の株価を知るには

リアルタイムの米国株の株価動向を知るには、米国のメディアのサイトを見るのが手っ取り早いです。

以下、米アップルの株価のリンクを示しておきます。NASDAQの銘柄ですが、NYSEの銘柄も同様に検索し、リアルタイム株価を見ることができます。自分の好みの銘柄を入力して利用してみてください。

>>>アップル(AAPL)の株価(Yahoo!Finance)

注意をしていただきたいのが、日本のヤフー、Yahoo! Japanでも米国株の株価をチェックすることが可能ですが、ディレイ(遅れている)の株価です。ネット証券も米国株の株価をチェックできますが、リアルタイムであれば有料ということもありますので、是非、英語のサイトになってしまいますが、そちらを確認するのが良いでしょう。

サマータイムは何月何日からいつまでか

サマータイムの時期は、以下の通りです。

  • 3月第2日曜日~11月第1日曜日まで

第一印象は意外に長いということではないでしょうか。サマータイムは、1年のうちで「約8か月」もあります。「サマー」といわれると3か月ぐらいかなぁと思うかもしれませんが、割に長いですよね。

日頃米国株を取引する投資家の方は、米国の株式市場の取引時間をイメージしておくには、

  • 午後10時30分から翌日の午前5時まで

と覚えておくのが良いでしょう。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の休日はいつか

ニューヨーク証券取引所は、New York Stock Exchangeと表記し、NYSEと略します。また、「ナイス」と発音します。

NYSEの取引が休日の日は以下のリンクを参照していただきたいのですが、意外にお休みが少ないのが特徴です。土日を除けば9日しか休まないことになります。日本がお休みし過ぎなのかもしれません。

  • New Years Day
  • Martin Luther King, Jr. Day
  • Washington's Birthday
  • Good Friday
  • Memorial Day
  • Independence Day
  • Labor Day
  • Thanksgiving Day
  • Christmas

>>>NYSE Holidays and Trading Hoursへのリンク

ナスダック(NASDAQ)の休日はいつか

米国にはNYSEのほかに、ハイテク企業が多く含まれるNASDAQ(National Association of Securities Dealers Automated Quotations, ナスダックと発音)もあります。もともとは全米証券業協会運営の新興企業向け店頭株式市場としてスタートしました。

NASDAQの休日のスケジュールはNYSEと同様です。一部、時間が短縮されている日もありますので、最新の詳細は以下のリンク参照にしてください。

>>>Nasdaq - U.S. Equity and Options Markets Holiday Scheduleへのリンク

東京証券取引所(東証)の時間は何時から何時か

東証の取引時間(立会時間)は前場と後場に分かれています。いわゆるお昼休みが入ることになります。日本の前場が始まる寄付きの際には、米国の株式市場はしまっていますので、日本での取引は米国の動向を確認してからとなります。

東証の取引時間については、以下のリンクをご参照ください。

>>>東京証券取引所の取引時間は何時か。年末年始(大納会・大発会)の変更や延長は?

最後に

取引時間は投資家にとっては楽しみ(時には苦痛)の時間ともいえます。自分の資産の時価が毎回確認できることは素晴らしいことです。不動産や未上場株などは買おうと思っても買えない時もありますし、売ろうと思っても売れない時も山のようにあります。「流動性は宝」という言葉が、株式市場にはありますが、その流動性を供給してくれるのが市場です。取引時間を知り、投資をより身近なものとしていきましょう。

LIMO編集部

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