2. 梅雨前のガーデンに植えておきたい一年草<トレニア&ジニア>

2.1 小鳥の口のような花がキュートな「トレニア」

小鳥の口のような花がキュートな「トレニア」

トレニアの花。色は青と白

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  • 学名:Torenia
  • 科名・属名:アゼトウガラシ科(アゼナ科)・ツルウリクサ属(トレニア属)※諸説あり
  • 開花期:5~10月(南関東平野部)

小鳥が口を開けたような小花がかわいらしいトレニア。花色が豊富で、青地に紫や白地にピンクなど、1つの花で複数の色を楽しめるのも魅力です。カラフルな夏花壇や寄せ植えが作れますよ。

品種によって立性とほふく性があるので、植えたい場所に合わせて選びましょう。花壇や寄せ植えの主役としても脇役としても活躍してくれる、万能選手です。

肥料を定期的に適量与え、ときどき花がら摘みを兼ねて切り戻しすると、蒸れを防げて花付きもよくなります。
※参考価格:400~600円前後(3~3.5号ポット苗)

2.2 ボリューミーな花姿が特徴「ジニア」

”百日草”の別名を持つ「ジニア」美しい花を長く楽しむ!

ジニアの花。色は白、オレンジ、濃いピンクなど。

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  • 学名:Zinnia
  • 科名・属名:キク科 ヒャクニチソウ属(ジニア属)
  • 開花期:5月~11月(南関東平野部)

鮮やかで花色のバリエーションが豊富なジニア。暑さに強く、長い期間花を咲かせることから「百日草」とも呼ばれます。

ジニアは夏花壇や寄せ植えプランターの、華やかな主役として大活躍。花色の異なるジニアを寄せ植えするだけでも、カラフルで見栄えがしますよ。

肥料を適期的に与え、風通しと日当たりのよい場所で育ててあげてください。「ジニア・プロフュージョン」という品種は病気に強く、初心者さんにもおすすめです。

※参考価格:200~400円前後(3~3.5号ポット苗)