2. 行動その2:財務体質(バランスシート)がしっかりした銘柄を選ぶ

株価が大暴落する際に真っ先に売られるのは、財務体質(バランスシート)が良くない銘柄です。

その理由は、景気が悪化すると、多くの企業は売上が伸び悩んだり、また減少したりします。その際に当期純利益が赤字なる企業も出てきます。当期純損失は株主資本を直撃し、財務体質を悪化させます。結果、外部資金調達が難しく、倒産する可能性が高まるのです。

危険な状況でも安心できる銘柄を選びたい…

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アクシデントに見舞われないためにも保有銘柄のバランスシートはしっかりチェックしておきましょう。

3. 行動その3:短期のトレーディング目的の銘柄を選ばない

「デイトレーディング」や「スウィングトレード」なるキーワードが投資家心をくすぐります。

しかし、そうしたトレーディンが機能するのは、株式市場が「平時」の時、また上昇相場の時に機能するといってもよいでしょう。

ひとたびパニック的な売りに陥ると、そうしたトレーディングを活かせる場面も大きく減ります。古くはITバブル崩壊やリーマンショックを経験したことがある人ならすぐにおわりでしょうが、売り一色です。