2. 上司との人間関係に悩んで転職を考えた
2番目に多いのは「上司との人間関係」でした。
仕事の悩みは人間関係が多くを占めるといわれますが、特に上司との関係には悩む方も多いでしょう。
同調査によるコメントを見ると、パワハラやモラハラがあった、暴言があった、威圧的だったなど、ハラスメントになるものや円滑なコミュニケーションがとりにくい内容が見られました。
相手の気持ちを想像しない、ハラスメントや威圧的な言葉は部下を萎縮させてしまい、かえって仕事もうまくいかなくなるもの。本来出せるはずのパフォーマンスも出なくなったり、建設的な会話がしにくかったり、部下が本来もつ力も出にくい環境となってしまいます。
仕事は基本的に成果が最も重視されますが、同僚や上司、部下、取引先や顧客など必ず「人間」が関わるものですから、円滑なコミュニケーションがとれるということは同じくらい重要と言えるでしょう。
まずは適切な相談場所に相談することが大切ですが、毎日顔を合わせる上司が威圧的なままでは、転職を考えてしまうのもわかりますね。
3. 自分が成長できないと感じる職場
3位は自分が成長できないでした。
今の職場でスキルや経験、また役職があがらなければ転職を考えるという人もいるでしょう。
現代は60歳代でも働く方が多く、老後の不安が高まる現代において、長く働き続ける可能性は今後も高まっていくと考えられます。
たとえばいま30歳代でも、70歳まで働くとすれば残り40年間はあります。40歳でも、残り30年間です。
今の職場でキャリアアップが難しければ、転職をしてキャリアアップを目指したいという人も多いでしょう。