6月はボーナス月。ボーナスを前にして、「今の仕事がきつくて正直転職を考えてしまう…」「ボーナスをもらったら転職しようかな…」なんて方もいるでしょう。
仕事は生活の中心となるゆえ、あまりに仕事内容や職場環境が厳しかったり、また給与やキャリア面での成長が期待できなかったりすると、転職を考えてしまいますよね。
みなさんどんな時に転職を考えるのか見ながら、現役世代の平均年収や業種別の平均年収も確認しましょう。
1. 「転職考えた」きっかけ3つは給与、上司との関係、成長できない
株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」がおこなった「転職」に関するアンケート調査※では、転職をしたいと思ったきっかけを聞いています。みなさんが転職を考える理由を確認していきましょう(2024年5月8日公表)。
※アンケート対象
- 対象者 :転職経験が1回以上あって現在も仕事をしている人
- 調査性別:男性95人・女性105人
- 調査年代:30代:91人・40代:78人・50代以上:31人
【写真1枚目/全3枚】転職したい理由は?2枚目からは「業種別の平均年収」もチェック1/3
出所:PRTIMES「「転職」について30代以上200人に調査!転職理由は”給料と上司”へ不満!パワハラ・モラハラを受けていたという声も」
最も多い転職のきっかけとなる理由は「給料に不満」でした。
仕事は生活に直結するものですから、給料が悪ければ生活できなかったり、趣味や旅行など好きなことがしにくかったり、結婚や出産などライフイベントの変化に対応できなかったりなどあるため、転職を考える人もいるでしょう。
2. 上司との人間関係に悩んで転職を考えた
2番目に多いのは「上司との人間関係」でした。
仕事の悩みは人間関係が多くを占めるといわれますが、特に上司との関係には悩む方も多いでしょう。
同調査によるコメントを見ると、パワハラやモラハラがあった、暴言があった、威圧的だったなど、ハラスメントになるものや円滑なコミュニケーションがとりにくい内容が見られました。
相手の気持ちを想像しない、ハラスメントや威圧的な言葉は部下を萎縮させてしまい、かえって仕事もうまくいかなくなるもの。本来出せるはずのパフォーマンスも出なくなったり、建設的な会話がしにくかったり、部下が本来もつ力も出にくい環境となってしまいます。
仕事は基本的に成果が最も重視されますが、同僚や上司、部下、取引先や顧客など必ず「人間」が関わるものですから、円滑なコミュニケーションがとれるということは同じくらい重要と言えるでしょう。
まずは適切な相談場所に相談することが大切ですが、毎日顔を合わせる上司が威圧的なままでは、転職を考えてしまうのもわかりますね。
3. 自分が成長できないと感じる職場
3位は自分が成長できないでした。
今の職場でスキルや経験、また役職があがらなければ転職を考えるという人もいるでしょう。
現代は60歳代でも働く方が多く、老後の不安が高まる現代において、長く働き続ける可能性は今後も高まっていくと考えられます。
たとえばいま30歳代でも、70歳まで働くとすれば残り40年間はあります。40歳でも、残り30年間です。
今の職場でキャリアアップが難しければ、転職をしてキャリアアップを目指したいという人も多いでしょう。
4. 業種別の平均年収はいくら?現役世代の平均年収も確認
最後に、国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」を参考に、業種別の平均年収を確認しましょう。
同調査によれば、「電気、ガス、熱供給、水道業」が最も平均年収が高く747万円、次に「金融業、保険業」が656万円、「情報・通信業」が632万円などとなっています。
業種や職種によっても年収は大きく異なるので、よく研究してキャリアを考えることが重要です。
また、現役世代の年収を見ていきましょう。下記は1年を通じて勤務した給与所得者の全体の平均年収になります。
4.1 【年収一覧表】男性・女性
- 20~24歳:291万円・253万円
- 25~29歳:420万円・349万円
- 30~34歳:485万円・338万円
- 35~39歳:549万円・333万円
- 40~44歳:602万円・335万円
- 45~49歳:643万円・346万円
- 50~54歳:684万円・340万円
- 55~59歳:702万円・329万円
日本の平均年収は458万円で、男女別にみると男性563万円、女性314万円。
年代別にみると男性は年代に応じて年収が高くなりますが、女性は20歳代後半で349万円になった後、300万円台前半で推移してます。これは女性がライフイベントによって働き方を変えることが多いからでしょう。
5. 長い目でみたキャリアプランを
「人生100年時代」といわれ、また価値観が大きく変化する現代においては、さまざまな働き方が選びやすくなっています。
現代の現役世代は長く働く方も多いと思いますから、長い目で見てキャリアプランを考えて、今できることを検討してみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子