2. 「セブンイレブンの模型」を改造して作ったという
投稿者のふじわらかつひとさんに、詳しいお話をうかがいました。
「持ち運べるローソン」の制作経緯を尋ねると、「オーバーツーリズムの問題や、黒い幕で覆うというニュースを見てモヤモヤしていました。そもそもなんでそんな写真が撮りたいのかもわかりませんでしたので、ちょっと茶化した解決法を考えました」と話すふじわらさん。
制作でこだわった点を聞くと「鉄道模型用の商品として『ローソン』も存在していたのですが、店舗の形状が少し違っていたので、形状が近い『セブンイレブン』の模型を改造してローソンにしました」とのこと。
続けて「ドアに貼られている垂れ幕やポスターは近所のローソンを参考にしました。そのままだと店内が暗いので看板と店内を照らすLEDを入れました」と、工夫したポイントを詳しく話してくれました。
市販品を購入して2日で制作したという、持ち運べるローソン。「元々の商品がよく出来ているので、少しの改造で綺麗に出来ました」と振り返ります。
3. ネット上では「こういうのを待っていた」「なんという発想力」といったの声
秀逸な制作物を目にしたXユーザーからは、称賛の声が数多く寄せられました。
ポストには「その発想はなかった」「天才現る……」「こういうのを待ってた」「家から富士山が見えるので、これがあれば毎日撮り放題」など、ふじわらさんの発想に絶賛した人のコメントが続出。
ほかにも「ほしい」「商品化してほしい」「外国人観光客に向けて販売したら、ヒット間違い無しでは!」といった期待の声も集まるなど、投稿は賑わっています。
近隣の方々に迷惑をかけないように
— 現代美術二等兵ふじわらかつひと (@f2touhey) May 19, 2024
持ち運べるローソンを作りました。
これで富士山さえ見えれば、
どこででも「富士山&ローソン」の写真が撮れます。 pic.twitter.com/zjFYhGtJPS