6. 注文住宅で満足したポイント1:浴槽を広くしてよかった
「浴槽を広くしたので、足を伸ばした状態で湯船につかることができてお風呂が快適です」
浴槽が広いと足を伸ばして入浴することができるので、のびのびとお風呂を楽しむことができます。
<住宅の専門家からワンポイントアドバイス>
広い浴室は暖まりにくくて冬場は寒くなってしまったり、掃除が大変になったりするデメリットもあるので、この点には注意が必要です。
7. 注文住宅で満足したポイント2:仏間を設置したら意外と便利
「以前は寝室となる和室に仏壇を置いていましたが、仏間を設けたことで仏壇を仏間に置けるので、作って良かったです」
専用の仏間を設けることで仏壇に合わせた快適な環境を整えることができるので、仏様やご先祖様への気持ちをしっかりと伝えることができるようになります。
<住宅の専門家からワンポイントアドバイス>
宗派によって仏壇の向きなどには決まりごとがあることが多いので、せっかく仏間を設けるのであればこの点には注意が必要です。
8. 注文住宅で満足したポイント3:リビングの日当たりに満足
「リビングが日当たりの良い場所にあるので、冬場でも昼間は暖房なしで過ごせて快適」
リビングは家族が長い時間を過ごすことが多い部屋なので、家の中でも最も日当たりの良い場所に配置して、家族全員の家事動線や生活動線にも配慮が必要になります。
また広さについても十分なスペースを確保できるようにすることが大切です。
9. 注文住宅で満足したポイント4:浴室乾燥機を設置してよかった
「雨天時にベランダに洗濯物を干すことができなかったが、浴室乾燥機を設置したので天候を気にしなくてよくなりました」
浴室乾燥機のメリットは、雨の日や強風の日にも洗濯物を干すことができるだけでなく、部屋干しよりも早く乾燥するので雑菌の繁殖を抑えることができるため、臭いが発生しにくいことがあります。
また花粉症対策にも役立つので、花粉の多いシーズンでも安心して洗濯物を干すことができます。
10. 注文住宅で満足したポイント5:2階トイレを設置してよかった
「トイレが1階と2階の2か所にあるので、家族の誰かがトイレに入っていても、もう一方が使用できて便利です」
トイレが1階と2階にあるメリットは、生活リズムが被ってもトイレ渋滞が発生しにくいだけでなく、階段を上り下りせずにトイレに行けることです。
したがって家族の数が多いご家庭や来客が多いご家庭の場合には、2階にもトイレを設置することをおすすめします。
11. まとめ
マイホームの間取りを決める上では、無限の選択肢があるといえます。
そしてどんな間取りにもメリットとデメリットがあり、住む人によって正解が異なります。
国土交通省が5年ごとに実施している住生活総合調査によると、住宅に対する不満率は直近の調査において23.1%(非常に不満3.0%、多少不満20.1%)となっています。
すなわち、約4人に1人は不満を抱えていることになります。
マイホームのプランニングを行う際には、後悔が生まれないよう、さまざまな人の体験談を参考にすることが大切です。
必ずしも成功するとは限りませんが、一度真剣に悩んで結論を出したことであれば、いきなり想定外のことが起こるよりも納得できることが多いでしょう。
今回の記事をマイホームづくりの参考にしていただけると幸いです。
参考資料
亀田 融