2. 手入れがラクな庭作りのコツは?

2.1 環境に適した丈夫な植物を選ぶ

庭に植える植物は、特徴や性質をチェックしておきましょう。

日当たりや水はけなど、植物の好む環境とは異なる場所に植えたり、繊細な性質の植物を選んだりすると、生育のための手間が通常以上に必要となってしまいます。

ワンシーズンで終わる一年草も、花後は植え替えの必要があります。手間をできるだけ少なくするためには、植えっぱなしで育つ多年草を、生育に適した場所で育てるのがオススメです。

2.2 土の面積を減らす

草抜きの手間を省くために、できるだけ土の面積を少なくして雑草が生えるのを押さえましょう。

地面をほふくして広がる植物をグランドカバーとして利用する、レンガや砂利で小径を作る、天然石や木材でデッキを作るなどが効果的です。

【写真2枚目/全7枚】土の面積が少ない庭

土の面積が少ない庭のイメージ写真

photohampster/istockphoto.com

2.3 シンボルツリーを植える

オシャレでまとまりのよい庭にするにはシンボルツリーを植えてみるのもオススメ。あまり大きく生長せず、管理しやすい高さや樹形になる木を植えると手間がラクです。

落ち葉の掃除をしなくていいのは常緑樹。広葉樹は落葉するので、掃除の手間がかかりますが、四季の移ろいを感じられるメリットがあります。

2.4 欲張らない庭づくりをする

草花だけでなくバラも植えたい、野菜も作りたいなど、さまざまな植物を植えると手間が大変に。

最初は欲張らず無理のない程度の植栽にとどめましょう。

慣れてきたら少しずつ種類を増やせばいいのです。長続きできる庭からスタートするのがよいでしょう。