アジサイが梅雨ガーデンを美しく彩る季節になりました。日本の美しい自然を感じさせるアジサイは、大きな花と葉が特徴的な落葉低木。6~7月が開花シーズンなので、花が楽しめるのはもう間もなくです。

品種も豊富で、定番のハイドランジア、日本原産のガクアジサイ、ヤマアジサイやアナベルなど、多様な花の形や花色が楽しめます。地植えにしなくても、鉢植えで育てられるのも嬉しいですね。

そこで今回は、アジサイを鉢植えにして「寄せ鉢」で楽しむ方法を紹介します。一緒に組み合わせたい植物も、参考価格などのデータとともにお伝えしていきます。さっそくみていきましょう。

1. 寄せ鉢とは

【写真1枚目/全7枚】梅雨ガーデンの定番花「アジサイ」 2枚目以降の写真では「アジサイと並べて寄せ鉢を楽しみたい」おすすめの植物を紹介します

花の鉢植えが並んでいる。花の色は青。右の鉢はアジサイ、左の鉢はロベリアらしき花。手前に水色のブリキ製のじょうろと、黒いハサミが置いてある。

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寄せ鉢とは、植物を植えた鉢を数個寄せて楽しむ方法です。寄せ植えとは雰囲気が異なり、元気に育った植物を寄せて飾ることで、植物同士に一体感が生まれ、見映えのよい風景を楽しむことができます。

ボリュームのあるアジサイを寄せ鉢で楽しむ場合は、アジサイに負けない存在感のある植物を一緒に寄せてみるとよいでしょう。大きめの葉が特徴のリーフプランツ、茎がスッと伸びた低木などもおすすめです。

コンパクトスペースで寄せ鉢を楽しむなら、アジサイの大きさは小さめに。初夏に咲く花鉢を一緒に飾ると豪華な雰囲気になります。