3. 銀行の賃上げが積極的上昇
銀行の規模にかかわらず、新卒や中途採用の人材確保が必要となっているため、今後も給与アップは進む可能性が高いです。
他業種の賃上げが積極的に行われているため、銀行業界に人材が集まりにくくなっています。
物価高もあり、銀行業界も賃上げに乗り出さないと人材の獲得に遅れを取る可能性が高いです。
今後、どこまで賃金を引き上げられるのか、引き続き注目が集まります。
3.1 ご参考(日本における業種別の平均給与)
国税庁が2023年9月に発表した「民間給与実態統計調査」によると「金融業・保険業」の平均年収は656万円でした。
最後に業種別の平均給与として高いところを5つご紹介します。
- 電気・ガス・熱供給・水道業:747万円
- 金融業、保険業:656万円
- 情報通信業:632万円
- 学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業:544万円
- 製造業:533万円
参考資料
- 連合「中小の奮闘で定昇除く賃上げ分 3%超えが続く!」
- SalesNow DB「銀行業界、平均年収上昇率ランキングTOP10を発表!/SalesNow DBレポート」
- 阿波銀行「当行の概要」
- 武蔵野銀行「プロフィール」
- 滋賀銀行「会社概要」
- 富山銀行「会社概要」
- 愛媛銀行「会社概要」
- 大光銀行「プロフィール」
- 山陰合同銀行「会社概要」
- 豊和銀行「会社概要」
- 福島銀行「会社概要」
- 国税庁「民間給与実態統計調査」
- 東京商工「国内69銀行年間給与ランキング、第2位は三井住友銀行 - 第1位は?」
- あおぞら銀行「2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」
川辺 拓也