1. アサガオの種まき方法
アサガオは5月上旬が種まきの適期。温度が低いと発芽しにくいので、十分に暖かくなってから、種まきを開始しましょう。
アサガオの種子はそのまま撒いても、発芽しにくい場合があります。アサガオの種皮は固く、水分が浸透しにくいため、「芽切り」をしてから種を植えるようにします。発芽処理済みの種は芽切りの必要はありません。
芽切りの方法
アサガオの「ヘソ」の反対側(丸く湾曲している「背中」のほう)をヤスリでこすったり、カッターナイフや爪切りなどを使用して、表面を少しだけ削ります。
削る場所を間違えてしまうと、芽が出なくなるので削る前は必ず確認しましょう。
ポットに植えるときは1センチ程度の穴を作り、種をまいて覆土します。2号ポットにつき、2粒程度が目安です。
種まき後は水をたっぷり与えます。発芽までは1週間前後です。
2. アサガオの苗の育て方
種をまいて、双葉が出たら、生育のよい方を残して育てます。本葉が出て3~4枚になり、ポットに根が回ったら定植しましょう。
土は市販の園芸用培養土を使用すると、自分でブレンドする手間が省けます。
植え付け後は、定期的に水やりと施肥をおこない、日の当たるところで育てます。
花を多くするためには、「摘芯」が効果的です。脇芽が伸びて花数が増えやすくなるので、本葉が増えて10枚程度になったら、ツルの先端をカットしましょう。
脇芽が伸びてくるので、脇芽を上手に育てていくと見ごたえのあるアサガオに生長します。