1. アサガオの種まき方法

【写真1枚目/全6枚】美しい花を咲かせる夏の風物詩「アサガオ」。2枚目以降の写真でも「とっておきのアサガオ」を紹介します

アサガオの花。色は白、濃い青紫、ピンク。

Oleg Vinnichenko/shutterstock.com

アサガオは5月上旬が種まきの適期。温度が低いと発芽しにくいので、十分に暖かくなってから、種まきを開始しましょう。

アサガオの種子はそのまま撒いても、発芽しにくい場合があります。アサガオの種皮は固く、水分が浸透しにくいため、「芽切り」をしてから種を植えるようにします。発芽処理済みの種は芽切りの必要はありません。

芽切りの方法

アサガオの「ヘソ」の反対側(丸く湾曲している「背中」のほう)をヤスリでこすったり、カッターナイフや爪切りなどを使用して、表面を少しだけ削ります。

削る場所を間違えてしまうと、芽が出なくなるので削る前は必ず確認しましょう。

ポットに植えるときは1センチ程度の穴を作り、種をまいて覆土します。2号ポットにつき、2粒程度が目安です。

種まき後は水をたっぷり与えます。発芽までは1週間前後です。

2. アサガオの苗の育て方

思わず子ども時代を思い出す「アサガオの栽培」

アサガオの芽が、青い植木鉢に生えている。

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種をまいて、双葉が出たら、生育のよい方を残して育てます。本葉が出て3~4枚になり、ポットに根が回ったら定植しましょう。

土は市販の園芸用培養土を使用すると、自分でブレンドする手間が省けます。

植え付け後は、定期的に水やりと施肥をおこない、日の当たるところで育てます。

花を多くするためには、「摘芯」が効果的です。脇芽が伸びて花数が増えやすくなるので、本葉が増えて10枚程度になったら、ツルの先端をカットしましょう。

脇芽が伸びてくるので、脇芽を上手に育てていくと見ごたえのあるアサガオに生長します。