LIMOが2023年05月にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年05月31日)

元気に育ち次々と増える植物は、手間いらずでガーデナーにとっては心強いもの。

ただ予想以上に増え過ぎて、周りの植物のテリトリーまで占領してしまうことも。

今回は繁殖力が旺盛な植物をうまく管理するコツを紹介します。増え過ぎて困ることもある品種も見ていきましょう。

1. 増え過ぎないように管理する【4つのコツ】

1.1 【管理のコツ1】こまめに抜く

不必要な株の除去

草を抜く画像

effective stock photos/shutterstock.com

増え過ぎを防ぐための基本的な方法は、予定外の場所まで広がりそうなものはこまめに抜くこと。根が深くなると引き抜くのが大変になるので、発芽したら早めに根っこごと抜きましょう。

日々の見回りと引き抜く手間が必要になりますが、もっとも確実な方法と言えるでしょう。

1.2 【管理のコツ2】砂利や防草シートなどを敷く

茎を横に伸ばして節が地面に触れたところから発根する植物は、土に触れさせないようするのがオススメ。

周りに砂利などを敷いたり、防草シートを土にかぶせたりするとよいでしょう。

1.3 【管理のコツ3】根が広がらないようにブロッキングする

植物の育つ範囲を囲んであげる

ブロックで囲われたガーデニングスペース

Beekeepx/shutterstock.com

地下茎を伸ばして広がる植物は、地面の下でテリトリーを広げて繁殖。気がつかないうちにほかの植物の根に影響を及ぼしてしまうことも。

レンガやブロックを根止めとして地中に埋め、根をブロッキングするとよいでしょう。園芸店などでは専用の根止めシートも販売しています。

1.4 【管理のコツ4】鉢植えで育てる

繁殖旺盛な植物はあえて地植えにせず、鉢植えで管理するのもひとつの方法。また鉢植えにしてから、鉢の縁が地面に少し出る程度まで地中に埋める方法もあります。

鉢を埋める場合は、鉢底から根が出ないようにふさいでおくとよいでしょう。それでも広がっていくようであれば、地中から鉢ごと掘り出して別の場所に移動することもできます。