2. 【60歳代・二人以上世帯】金融資産保有世帯のみの貯蓄額は?

次に、同調査より金融資産保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。

60歳代・二人以上世帯の貯蓄円グラフ

60歳代・二人以上世帯の貯蓄円グラフ

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」をもとにLIMO編集部作成

2.1 【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄3000万円以上の割合

  • 26.0%

2.2 【60歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均:2588万円
  • 中央値:1200万円

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄3000万円以上は26.0%。

平均は2000万円を超え、中央値は1000万円を超えました。

貯蓄保有世帯では、多くの世帯が1000万円程度は備えがある状況だとわかります。

「老後2000万円問題」を意識して、貯蓄で備えている家庭が多いのかもしれません。

3. 現役時代から老後に向けた貯蓄を

これまで60歳代以上の二人以上世帯における「貯蓄額が3000万円以上の割合」やその平均・中央値を確認してきました。

貯蓄事情は家庭ごとに異なりますが、収入がある現役時代のうちからコツコツ積み立てておくことが重要です。

積み立てによる貯蓄は、預貯金以外にも投資信託などの運用においても効果的です。

最近では、新NISA制度を利用した積立投資も活用されるようになってきました。

老後の貯蓄について情報収集をしながら、自身に合った貯蓄方法を見つけましょう。

参考資料

中本 智恵