ソニー生命保険は4月18日、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果を発表しました。
この調査から、20歳代の社会人の多くが「30歳時点で1000万円以上を貯蓄したい」と考えていることが分かりました。
では、30歳代で貯蓄1000万円以上を達成している人は実際にどれくらいいるのでしょうか。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、30歳代・単身世帯の貯蓄額をみていきます。
1. 20歳代の社会人、30歳時点の目標貯蓄額は「1000万円~2000万円未満」が最多に
ソニー生命保険は2024年4月18日、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果を発表しました。
調査概要は以下の通りです。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:2024年春(4月)から働き始める社会人1年生、または、就職してから1年が経つ社会人2年生で20~29歳の男女
- 有効回答数:1000サンプル(有効回答から社会人1年目と2年目を均等に抽出)
- 実施日:2024年3月8日~3月13日
- 調査会社:ネットエイジア株式会社
- リリース公開日:2024年4月18日
社会人2年生を対象に30歳時点の目標貯蓄額を聞いたところ、「1000万円~2000万円未満」(20.6%)と回答した人が最も多い結果となりました。
次いで「500万円~600万円未満」(16.2%)が多く、平均は986万円でした。
昨年の調査結果と比較すると、目標貯蓄額の平均は、788万円から986万円と「198万円の増加」という結果に。
物価上昇が進んでいることを背景とした、新社会人2年生の生活防衛意識の高まりが垣間見えます。
では、そんな20歳代の社会人の目標である「貯蓄1000万円」を達成している人はどのくらいいるのでしょうか。
30歳代・単身世帯で「貯蓄1000万円以上」を達成している人の割合を円グラフにして紹介していきます。