4月中旬になり、ゴールデンウィークが目前に迫ってきました。
旅行会社がゴールデンウィーク期間中のツアーを販売したり、JR東海が4月26日(金)から5月6日(月・振)まで新幹線「のぞみ」が全席指定席になる旨を発表したりと、各所で準備が進められています。
ゴールデンウィークの過ごし方は人それぞれ。自宅でゆっくり過ごす方もいれば、旅行やショッピングなどに出かける方もいるでしょう。
そこで本記事では、2024年のゴールデンウィークの動向を、主に旅行に注目しながら紹介します。まだゴールデンウィークの過ごし方が決まっていない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2024年GWのスケジュールを確認してみると…
旅行の動向をチェックする前に、2024年のゴールデンウィークのスケジュールを確認しておきましょう。2024年のゴールデンウィークは、最長10連休になると言われています。
カレンダー上では、4月27日(土)から4月29日(月・祝)が3連休、5月3日(金・祝)から5月6日(月・振)が4連休になっています。
有休を取得するなどして4月30日(火)から5月2日(木)も休みにすると、合計10連休になるという計算です。長期旅行に出かけたり、近場での日帰り旅行を複数回したりと、自分や家族に合ったスタイルで旅を楽しめそうですね。
GWは旅行に行く?みんなのさまざまな本音を紹介
旅行事業を展開している株式会社JTBは、2024年4月4日(木)に2024年ゴールデンウィークの旅行動向の調査結果を発表しました。調査対象となったのは全国15〜79歳の男女1万人です。
調査結果によると、2024年のゴールデンウィークに「旅行に行く」「たぶん旅行に行く」と回答した人は26.5%。
コロナ禍前の2019年は26.3%の人が「旅行に行く」「たぶん旅行に行く」と答えていたため、旅行意欲が回復していることが伺えます。
「旅行に行かない」「たぶん旅行に行かない」と答えた人は73.6%で、主な理由としては次のようなものが挙げられていました。
- ゴールデンウィークは混雑するから(47.2%)
- ゴールデンウィークは旅行費用が高いから(33.7%)
- 家計に余裕がない(24.0%)
- ゴールデンウィークはいつも家でゆっくり過ごしている(18.6%)
- 仕事等で休みが取れない(14.1%)
ゴールデンウィークはまとまった休みが取りやすい一方で、普段より多くの人が移動する期間でもあります。連休だからと無理をせず、家でまったり過ごすのも良いかもしれませんね。