【新NISAで積立投資】目指せ、10年で1000万円！毎月いくら積み立てれば達成できるか考えてみた利回り×積立期間別シミュレーション結果：「新NISA制度」認知度は77.1％

2024年1月から新NISAがスタートし、世間的にも資産運用への関心が高まっています。

そうした中、まずは資産「1000万円」を目標に資産形成を始める方も多いのではないでしょうか。

今回は、新NISAの利用に関する調査結果を踏まえながら「積立投資で1000万円」に向けた計画をシミュレーション。記事後半では、利回りと積立期間ごとにシミュレーションしていきたいと思います。

1. 【新NISA】認知率は77.1％：41.9％が「制度を利用している」

法人SaaSの比較メディアUtilly（運営会社：株式会社GO TO MARKET、所在地：東京都渋谷区）では、2024年3月に新NISAの利用に関する調査を実施しました。

同調査では全国20歳以上60歳未満の男女を対象に、新NISA制度の認知や利用経験についてアンケートを行っています。

調査概要は下記のとおりです。

【写真2枚中1枚目】新NISA制度の認知度アンケート結果。2枚目では「積立投資で1000万円」シミュレーション結果を掲載

同調査の回答者全体の306人に「新NISA制度」への認知度を聞くと、認知度は77.1％にものぼりました。

また、29.7％の人が「新NISA制度について、聞いたことがあり概要説明もできる」と回答しています。

さらに新NISA制度認知者のうち、41.9％が「制度を利用している」と回答。全体でみると32.3％がNISA制度を利用中という結果になりました。

低金利や物価高の影響などにより、現役世代の給料を貯金していくだけでは老後資金を貯めることは難しくなってきました。

年金額も目減りしていく中、年金に頼りすぎない老後を想定して資産運用をスタートする世代が増えていると考えられます。

今回は、「新NISA」などの積立投資を例に、シミュレーションしていきましょう。