コンクリートで舗装された庭やベランダで植物を楽しむときは、鉢植えがメインになりますが、一軒家など地植えができるスペースがあれば、鉢植えと地植え、いずれの方法でも楽しむことができます。

とはいえ、園芸店やホームセンターなどでせっかく購入してきた苗を鉢植えにしてよいのか、地植えにした方がよいのかは悩ましい問題より適した環境で育てた方が、植物にも優しくコストパフォーマンス的にも良いですね。

でも、どちらがベストなのか判断できないときはありませんか?

そこで今回は、鉢植えと地植え、それぞれのメリット、デメリットについてお伝えします。地植えか鉢植え、迷ったときの判断材料にしてください。

1. 【うーん、確かに悩ましい】鉢植えと地植え、どちらがいい?

【写真1枚目】せっかく買ってきたキレイな花の苗。庭に地植えか鉢植えか迷ったら。次で詳しく解説します!

4つの植木鉢に入った花。真ん中の花は赤と黄色。両脇の花は紫。

LedyX/shutterstock.com

鉢植えと地植え、一概にどちらがよいと判断することはできませんが、基本的には植物の栽培条件を考慮することが大切です。

例えば、夏の高温が苦手な植物なら、移動させやすい鉢植えのほうが夏越ししやすいかもしれません。生長が旺盛な植物を鉢に植えると、根づまりを起こしやすくなる可能性もあります。

また、自分がお世話をしやすい方を選んでみるのもひとつの方法です。次では鉢植え・地植えに、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。これらも参考にしながら考えてみてくださいね。