2. マンションのあまりの高騰ぶりに驚きの声が続出

【写真全2枚/2枚目】マンションが立ち並ぶ郊外の住宅地

マンションが立ち並ぶ郊外の住宅地

anju901/shutterstock.com

ニッケル坊やさんは、東京の豊洲ららぽーとに出かけた日に、たまたまスーモカウンターでこのマップを見かけたそうです。

こちらを見た時の心境について、「田舎在住かつ激安独身寮暮らしなので、あまりの高さに驚いたし、今の若い世帯の購入は無理ではないかと思いました」と教えてくれました。

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には、

  • 「都心6区強すぎ!これならまだ文京区、新宿区が割安」
  • 「港区、千代田区は異次元やなー!」
  • 「もう都内に住むなら沖ノ鳥島とかじゃないと難しそう」

など、マンション相場の高騰に驚く方々からの声が数多く寄せられました。

ニッケル坊やさんに、投稿へのさまざまな反応について伺ったところ、「リプライには共感の声が多かったので、みんなそう思ってるんだ」と感じたそうです。

リプライでは、2年前の相場マップの画像も投稿され、2年間で1億円以上値上がりしているエリアもありました。

急速なマンション価格の高騰化に、これからマンションの購入を検討している若い世代は、「ついていけない」と感じてしまうかもしれません。

3. 首都圏マンションの中央値の推移は年々拡大している

いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている、「驚きの声が上がった首都圏マンションの相場マップ」をご紹介しました。

ちなみに、株式会社不動産経済研究所のマンション市場動向の資料によると、首都圏マンションの中央値は、2020年が6490万円なのに対し、2023年は8200万円と大幅に拡大しています。

東京都心の相場価格は桁違いに高いのはもちろん、都心に出やすい郊外でもかなり高騰しており、これから購入を検討する方々にとっては、頭が痛い状況が続いています。

リモート勤務も増えている中、住む場所を東京都以外で考える方も増加するのではないでしょうか。今一度、仕事やライフスタイルを考え直すタイミングが来ているのかもしれません。

参考資料

成瀬 亜希子