3. 見慣れた光景が海外になぞらえて呼ばれていることに面白味を感じた
大きな話題を呼んだ「東洋の〇〇」「日本の〇〇」をまとめた地図。
投稿主の@pikapikapikaiaさんに地図を作成した経緯を聞いてみると、「台湾の淡水という観光スポットが東洋のベニスと呼ばれていることを知り、調べると他にも富山の内川や堺、京都の伊根など沢山の場所が出てきました。このときに日本や東洋の〇〇といった表現をする場所が思ったよりも多いのではないかと思い、これを期に気にするようになりました」とのこと。
@pikapikapikaiaさんは続けて、「また、小田原から真鶴、熱海などのある海岸線が東洋のリビエラと呼ばれていることに衝撃を受けました。割と見慣れた海岸がそんな風に呼ばれていることがとても新鮮に感じました。普段見慣れたような光景、行ったことある景色が海外になぞらえて呼ばれているというのは独特な面白さがあると感じ、この感覚を共有したいと思い、今回各地の日本の〇〇、東洋の〇〇と呼ばれている場所を調べ、地図にまとめました」と説明。
地図作成には丸1日かかったそうで、これまで少しずつ記録していたものと、インターネットで検索して出てきたものを掲載したそうです。
作った感想についても聞いてみると、「使われる場所に結構偏りがあるのが面白かったです。特にウユニ塩湖、マチュピチュ、モンサンミッシェル、ベニス(ベネチア)が多く、全体的にヨーロッパの観光地とアクセスが少し大変な有名観光地が多いと感じました。日本人の憧れの観光スポットが垣間見えたと思います」と話してくれました。
また、多くの人からほかのスポットを紹介されたことについては、「今まで知らなかった場所をたくさん知ることができて、楽しかったです。個人的には岐阜のマチュピチュが割とそれらしくて驚きました。皆さんもぜひ旅行など出掛けた際には東洋の〇〇、日本の〇〇に注目してみていただければ楽しいと思います」と語る@pikapikapikaiaさんでした。
観光地などでよくある「日本のウユニ塩湖」「東洋のナイアガラ」みたいな場所を地図にしました!
— Pikaia (@pikapikapikaia) March 30, 2024
東洋の〇〇日本の○○MAP pic.twitter.com/EDCLtDsL3P
(投稿主より注釈)
※「東洋のマチュピチュ」は正しくは越前大野城です
✕備前大野城→○越前大野城
4. 地学や地理についての情報を発信
ここからは、投稿に関連して日本の首都である東京都の観光入込客数について紹介します。
2022年に東京都を訪れた旅行者数は、日本人が約5億4267万人。外国人旅行者数が約331万人となっています。観光消費額については、日本人旅行客が4兆6235億円で、外国人旅行者が約4092億円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「東洋の〇〇日本の〇〇MAP」について紹介しました。
投稿主の@pikapikapikaiaさんは大学で地球科学を学んでいるそうで、Xアカウントでは地学や地理についての情報を発信しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太