そろそろゴールデンウィーク(GW)の予定を立てようか気になっている方も多いのではないでしょうか。今年は上手に休暇を取得できれば9連休も可能なのでなおさらです。
首都圏にお住まいで、近場で海も山も、そしておいしい食事も一度に楽しみたいという方のために、今回は千葉県の内房に居を構える、いわゆる地元の人におススメスポットを聞いてみました。
2018年のゴールデンウィークはどうなっている?
今年のGWは、前半が4月28日(土)、29日(日)・昭和の日(祝)、30日(月)振替休日となっています。また後半は、5月3日(木)・憲法記念日(祝)、4日(金)・みどりの日(祝)、5日(土)・こどもの日(祝)、6日(日)となっており、5月1日、2日に休みを取れれば9連休になります。
GWは夏休みの前に長期休暇を取ることが可能な時期です。ご家族や友人同士で旅行をする計画の方もいらっしゃるでしょう。また、そこまでの遠出は難しいという場合は、近場でリフレッシュするのもいいでしょう。
内房と外房の魅力とは
千葉県の内房(うちぼう)は首都圏からも近く、都心からアクアラインを利用すると1時間強。アクアラインは交通事故などがなくても混雑する時間帯がありますので注意が必要ですが、それを避ければスムーズにアクセスすることが可能です。
内房からは、東京湾はもとより、天気が良ければ富士山も一望できます。また、対岸にある横須賀なども見ることができます。一方、太平洋に面した外房では、東京湾とは違ったスケールの大きな海を望むことができます。
今回は、アクアラインを使って木更津から館山方面へと南に下っていく内房のルートをご紹介しましょう。
マザー牧場では1日遊べます
マザー牧場をご存じの方は多いのではないでしょうか。小学校の遠足で行ったという場合もあるでしょう。そのマザー牧場では、子豚のレースや動物のショーを見たり、乗馬体験をすることもできます。
また、「ファームバンジー」と呼ばれるバンジージャンプや、全長340メートルのワイヤーロープをハーネス付きの滑車で滑空する「ファームジップ」なども楽しめます。
さらに、遊んだ後はジンギスカンでおなかを満足させることもできますし、新鮮な牛乳を使ったソフトクリームも外せません。このように、いろいろなアクティビティが揃っているので、あまり移動せず1カ所でのんびりしたいという方は、マザー牧場で1日楽しむのがオススメです。
海猫珈琲店で東京湾の眺望をゆっくり楽しめます
さて、マザー牧場で楽しんだ後は、山を下りて南に向かい、国道127号で竹岡方面へ。
国道沿いにある小さな横道を入り、坂を上っていくと「天羽(あまは)マリーンヒル」という別荘地に入っていきます。その中には、素敵なコーヒー店「海猫珈琲店」がありますので、そこで一休みしてはいかがでしょうか。
鋸山の「地獄覗き」は本当に怖い
天羽マリーンヒルを後にして、国道127号に戻り、さらに南に下ります。浜金谷を過ぎると左手には鋸山(のこぎりやま)に上る「鋸山ロープウェー」の入り口が見えてきます。
のこぎりの歯のようなギザギザの稜線を持つ鋸山からの絶景は一見の価値があります。高所恐怖症でない方は、山頂展望台にある岩の先端「地獄覗き」まで行ってみるのはいかがでしょうか。
日本寺の大仏は圧巻
鋸山の南側斜面には日本寺があります。境内の大仏広場にある岩山を彫刻した石仏はスケールが大きく、とてもありがたい気持ちになります。
夏なら保田中央海水浴場は泳ぎやすい
保田はきれいな海岸です。無料のシャワーもあり、夏の海水浴には絶好の場所です。
春には風がやや肌寒い日もありますが、海岸線で打ち寄せる波を眺めるだけでも癒されます。豪快な波を期待される方には外房が向いているかもしれませんが。
館山はオールシーズン南国気分
内房の南端・館山は、不思議なことに季節を問わず南国のリゾート感があります。
例年8月には水上花火で有名な「館山観光まつり館山湾花火大会」が開催されますので、夏休みに訪れるのもおススメです。
アクアラインが混んだ時には木更津の三井アウトレットパークで休憩
内房の旅も館山まででひとまず終了です。
帰りは、富津館山道路で帰るのもよし、国道127号でのんびり帰るのもよし。アクアラインが混んでいる時には、木更津の三井アウトレットパークでお買い物をして夕食を食べて帰るのも一つの手です。
-内房は過小評価されているお買い得スポット満載-
LIMO編集部