3. 【50歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみに絞ると平均と中央値は変わる?
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。
3.1 【50歳代・ひとり世帯】貯蓄1500〜2000万円未満の割合
3.2 【50歳代・ひとり世帯】貯蓄1500万円以上の割合
3.3 【50歳代・ひとり世帯】平均貯蓄額と中央値
貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄1500〜2000万円未満は6.6%。
平均は2000万円を超え、中央値は500万円を超えました。
貯蓄がある50歳代の方は、ここに退職金などが加わってくることを考慮すると、かなりの額を貯蓄できそうです。
では、50歳代の世帯は手取り収入からどれほど貯蓄に回しているのでしょうか。
次章にて「手取り収入からの貯蓄割合」について確認しましょう。
執筆者
株式会社モニクルリサーチ
LIMO編集部記者/金融ライター
1996年生まれ。千葉県出身。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。早稲田大学文化構想学部在学中から、まだネガティブなイメージで語られることの多かった「独身女性」が、実際には豊かなくらしを謳歌する「おひとりさま」であると謳う女性サイト編集に従事。
大学卒業後、株式会社良品計画で東京都内店舗の運営・勤務を経て、ライターおよび編集者として活動。女性のライフスタイルや意識調査と、日本年金機構や総務省統計局「家計調査」など公的資料・統計を絡めた記事作成が得意。ビジネス誌『PRESIDENT』、日本経済新聞「xwoman doors」など、紙からウェブまで様々な媒体にて取材・執筆を重ねる。
現在は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、最新データから読み解く財政事情や資産運用、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金、貯蓄、NISAなどのテーマを中心に編集・執筆。趣味は散歩。(2024年6月28日更新)