2024年に新NISAが始まり、お金のことや将来のことを考える機会が増えているのではないでしょうか。

「お金の心配をしなくていい」ことは、豊かな人生を送るうえで欠かせない要素です。

本記事では、日米の個人金融資産の配分や成長率を比較しながら「資産運用」が資産形成においてどのような影響を与えるのかを分析していきます。

最後には新NISAを始める前の準備として重要なポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

1. 米国では個人金融資産の半分が「資産運用」

老後にお金の心配をしなくてすむためには、計画的に資産を作っていく必要があります。

では、どのように資産を作ればいいのでしょうか。

まずは日本と米国の例を見てみましょう。

日米の個人金融資産の比較

日米の個人金融資産の比較

出所:OECD “Household financial assets”の各国の2019年末のデータよりウェルスナビ株式会社作成(2021年10月)

1.1 日米の個人金融資産の比較

【日本】

  • 預貯金:55.5%
  • 株式:14.5%
  • 保険・年金:25.2%

【米国】

  • 預貯金:11.8%
  • 株式:53.4%
  • 保険・年金:32.2%

上図のとおり、日本では、個人金融資産のうち預貯金が半分以上を占めます。

過去の日本では、株式や債券で運用するよりも、預貯金に置いておくことが多かったためです。

一方で米国は、日本とは反対に、株式や債券などとして持つケースが半分以上です。預貯金の比率は1割強にすぎません。

このように日本と米国では個人金融資産の配分が大きく異なりますが、将来の資産にどのような違いが生まれるのでしょうか。

次章で、20年間の金融資産の伸び率を確認していきます。