国内の自社工場でつくったオリジナル製品から、海外から直輸入した商品まで、ふつうの店舗にはなかなかない商品を多数取り揃えている業務スーパー。それだけでなく、食卓に欠かせない生鮮食品やストックしておくと便利な冷凍食品などが、大容量かつ高コスパで手に入るとあって、連日多くのメディアで取り上げられるほど人気を集めています。
業務スーパーを運営する株式会社神戸物産の公式サイトによると、現在国内に展開している総店舗数は、2023年12月末現在で1050店舗。年々店舗数と売上高を伸ばしており、その勢いは止まることを知りません。そんな業務スーパーですが、なかには「二度と買いたくない」と思われてしまっている、残念な商品も存在しているようです。今回は、業務スーパーマニアさんが「買って失敗した」という商品を6選ご紹介します。
1. 「業務スーパー」4つのおすすめポイント
- どの商品も大容量でコスパがいい
- 自社工場製品や海外直輸入品など、ほかにはない商品が揃えられている
- アレンジが効いて使い勝手がいい
- 面倒な下処理がいらず調理が時短できる
2. 人気は高いけれど……当たりはずれも多い冷凍野菜
面倒な下処理が全て済ませられている、使い勝手のよい冷凍野菜。業務スーパーのなかでも特に人気の高い商品ですが、実は野菜によって味や食感の当たりはずれが多く、「リピ買いはしない」と不評を買っている商品もあるようです。
2.1 洋風野菜ミックス
- 価格:税込225円
- 内容量:500g
ニンジン、カリフラワー、ブロッコリーの3種類の野菜を湯通しして、急速冷凍した洋風野菜ミックス。バラ凍結されているので使いたい分だけさっと取り出せて、煮込み料理や炒め物、つけ合わせにとさまざまな使い方ができます。
野菜がたっぷり500gも入って300円以下という高コスパな商品ですが、野菜の噛み応えの悪さと、加熱したときの水っぽさに不評が集まっています。カレーやスープなど、汁気の多い調理法であれば問題なく使えそうです。
2.2 オクラスライス
- 価格:税込228円
- 内容量:500g
湯通ししてカットしたオクラをバラ凍結させた、冷凍オクラスライス。こちらも必要な分だけさっと取り出して使うことができ、和え物や汁物の具材、料理やお弁当の彩りなど、さまざまな料理にアレンジが可能です。
しかし、日本のものよりも太いオクラが使われているため、食感の固さが気になる人が多数。食べやすいサイズにカットしたり、しっかり火を通したりする必要があるかもしれません。
2.3 揚げなす乱切り
- 価格:税込225円
- 内容量:500g
乱切りにしたなすを油で揚げて急速冷凍した、揚げなす乱切り。面倒な下処理や揚げの工程が一切いらず、煮物や炒め物、あんかけ料理などにアレンジできる、人気の高い商品です。しかし一方で、食感や見た目の悪さ、なすから染み出してくる油の多さが気になるという声も多数寄せられています。食感や味わいが気になりにくい料理に入れるのがおすすめなようです。