2. 【50歳代・二人以上世帯】貯蓄保有世帯のみでは貯蓄額の平均と中央は変わる?

次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。

2.1 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄100万円~200万円未満の割合

  • 8.9%

2.2 【50歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均:1611万円
  • 中央値:745万円

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄100万円〜200万円未満は8.9%。

平均は1500万円を超え、中央値は700万円を超えました。

このことから、金融資産を保有する世帯においては貯蓄額が相対的に高くなることが分かります。

とはいえ、貯蓄100万円未満の世帯が12.5%存在することから、比較的貯蓄が少ない世帯も一定数確認できます。

貯蓄が十分でない世帯は、生活費の高騰や予期せぬ支出などにより手取り収入のほとんどを使ってしまっているのかもしれません。

実際、50歳代の世帯は手取り収入からどれほど貯蓄に回すことができているのでしょうか。

次章にて「手取り収入からの貯蓄割合」について確認しましょう。