近年では、賃貸物件の家賃支払いがもったいないなどの理由で、住宅購入を検討している方もいることでしょう。
また、住宅を購入する人の平均年齢がどれくらいなのかを知って、自分が購入を考えるべき時期なのかどうかを知りたい方は多いのではないでしょうか。
今回は「分譲マンション」「戸建て(注文住宅)」「戸建て(中古住宅)」住宅3種類について「購入した平均年齢」をデータをもとに解説。記事の最後で解説する「住宅を購入するおすすめのタイミング」と合わせて、これから住宅購入を検討している方は参考にしてみてください。
1. 【種類別】住宅購入の平均年齢:マンション編
ここでは、住宅を購入する平均年齢を、以下の3つの種類別で紹介します。
- 分譲マンション
- 戸建て(注文住宅)
- 戸建て(中古住宅)
それぞれ、購入する年齢が違うため参考にしてみてください。
1.1 分譲マンション
分譲マンションを購入する年齢の平均は、以下のとおりです。
平成30年から令和4年までで、平均年齢が42.7歳から44.8歳に上昇しています。特に平成30年は、30歳代で分譲マンションを取得する割合が全体の約50%を占めていましたが、令和4年では35.4%まで下がっているのが現状です。
一方で、60歳以上の世代が12.1%から18.1%に上昇していることから、マンション価格の高騰による若い世代の買い渋りや、高齢者世代による相続税対策による分譲マンションへの住み替えなどが考えられます。
また「住んでいる家が広すぎて使いこなせない」という理由から、分譲マンションを選択するケースも多いです。
たとえば、子どもが独立していなくなったのに「4LDKの家に夫婦2人で住んでいるケース」や「2階の部屋をほとんど使わない」などが、分譲マンションを選択する理由の1つと言えます。
つづく戸建て2種類も、早速チェックしていきましょう!