解体工事の営業にまつわるエピソードがX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@mofumofu_LIONさん。

当ポストは2024年3月18日時点で3万件を超えるいいねを集めており、「信頼ってそういうことよね」「きっといろいろな業界に通じる話」「仕事ってこうありたいよね」と多くの反響が寄せられています。

※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております

1. 某メーカーからプラント解体工事を受注

営業のイメージ写真

営業のイメージ写真

maroke/istockphoto.com

「某メーカーのお客様からプラント解体工事を依頼され、受注した」というコメントとともに投稿されたのは、解体工事の営業にまつわるエピソードでした。

投稿主の@mofumofu_LIONさんは解体業の会社で働いており、某メーカーから解体工事を受注するために5回も提案に訪れたと言います。

ただ安値で有名な他社が競合だったため、受注するとは思っていなかったとのこと。ところが担当者から発注の連絡があり、思わず「なぜ弊社なんですか?他社の方が安かったんじゃないですか?」と聞いたと言います。

すると返ってきたのは「@mofumofu_LIONさんの提案が一番安心できた」という嬉しい言葉。

他社がコストばかりをアピールする中、@mofumofu_LIONさんがコスト面の限界値を正直に伝え、さらに発注者として気を付けるべきポイントにまで言及したことが信頼につながり、発注の決め手になったようです。

これは営業担当者にとってこの上なく嬉しい受注ではないでしょうか。この出来事について@mofumofu_LIONさんは、「営業に自信が持てた1日だったな(感動)」と喜びを綴りました。

2. 多くの発注者がコスト面しか見ていないのが現状

投稿の中で「多くの発注者が解体工事はコスト面しか見てないのが現状だ」とも語った@mofumofu_LIONさん。

そしてビジネスである以上安い方が良いに決まってると前置きしつつ、「安かろう悪かろうという雑な解体工事をすると近隣住民の方からのクレームに繋がり、その後の影響は計り知れない」とコストばかりを優先した際のデメリットも伝えました。

そうならないために@mofumofu_LIONさんが心がけているのが、「きっちりした見積積算ロジックを立てて、発注者に理解してもらい、誠実な工事を行うこと」。

営業にとって大切なのは口の上手さなどではなく、確かな知識とそれを理解してもらえるまで伝え続ける情熱。そしてどこまでも誠実な姿勢なのですね。