新生活が始まる季節は、それをきっかけに結婚に踏み切るカップルも多いのではないでしょうか。一方で、28歳年収600万円の彼がキャリアアップのために「結婚を待ってほしい」といってきたら、信用していいのか不安になるかもしれません。多くの女性から「そんなのは言い訳!」の声が聞こえてきそうです。
結婚相手として選ぶ男性は、できることなら経済的に安定した人を選びたいと思うのは自然なことです。年収600万円といえば、世間的にも高収入。「キャリアアップ中に気持ちが他の女性に移ってしまったら?」「いつまで待てばいいの?」と不安を感じてしまうのではないでしょうか。
そこで、本記事では「28歳年収600万円の彼の言動を信頼するべきか?」という問題に触れていきます。女性からの経験談を伺う方法もありますが、本記事では、30歳代の男性に聞いてみました。同性として、キャリアアップのために結婚しない男性に対してどのように感じているのでしょうか。
1. そもそも28歳年収600万円は高収入か?
1.1 男性の年齢階級層別の平均給与
そもそも「28歳で年収600万円」は、高収入なのでしょうか。国税庁の調査結果「民間給与統計調査の概要」によれば、25~29歳男性の平均年収は420万円です。
- 〜19歳:平均年収137万円
- 20歳〜24歳平均年収291万円
- 25歳〜29歳:平均年収420万円
- 30歳〜34歳:平均年収485万円
- 35歳〜39歳:平均年収549万円
- 40歳〜44歳:平均年収602万円
- 45歳〜49歳:平均年収643万円
- 50歳〜54歳:平均年収684万円
- 50歳〜54歳:平均年収702万円
- 60歳〜64歳:平均年収569万円
- 65歳~69歳:平均年収428万円
- 70歳以上:平均年収367万円
1.2 男性の勤務年数別の平均給与
また、勤続年数別で比較すると、28歳は大学卒で入社6年程度。勤続年数5~9年の平均年収は480万円で、年収600万円に届くのは勤続年数15年目以降です。
- 1〜4年:平均年収410万円
- 5〜9年:平均年収480万円
- 10〜14年:平均年収553万円
- 15〜19年:平均年収632万円
- 20〜24年:平均年収704万円
- 25〜29年:平均年収756万円
- 30〜34年:平均年収789万円
- 35年〜:平均年収684万円