2. 【最新】キャッシュレス・スマホ決済に関する意識調査

マイボイスコム株式会社は、通算8回目となる『モバイル決済』に関するインターネット調査を実施。

モバイル決済の利用状況や意向、選定時の重視点が浮き彫りとなりました。

調査概要は下記のとおりです。

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:MyVoiceのアンケートモニターの男女
  • アンケート母数:9537名
  • 調査期間:2024年2月1日~2月5日
  • 調査会社:マイボイスコム株式会社
  • リリース公開日:2024年3月4日

2.1 スマホ決済の利用意向:「利用したい」派が6割弱

マイボイスコム株式会社の調査で明らかになったスマホ決済の利用意向の割合は「利用したい」「まあ利用したい」を合わせて6割弱でした。


過去調査と比べて、増加傾向にあるとわかります。また、スマートフォン主利用者では6割強となりました。
それでは、こうした増加傾向の背景にある「ワケ」とはなんなのでしょうか。

2.2 スマホ決済選定時の重視点:「利用店舗・サービス」「ポイント還元率」

同調査によると、スマホ・モバイル決済利用意向者の選定時の重視点を聞いたところ「利用できる店舗・サービスの多さ」「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」が各65%台、「ポイント還元率の高さ」が52.5%でした。

また「キャンペーン、割引などの特典」は女性全体、「セキュリティ対策の充実度」「よく利用する店で使える」は女性高年代層で高い傾向にありました。

興味深いことに、直近1年間にスマホ決済を利用していない人では「設定の簡単さ」がやや高くなっています。

それがそのまま、キャッシュレス決済のハードルにつながると考えられるかもしれません。実際に、不安に思っているという人の声も聞いてみましょう。

2.3 便利ではあるが…「スマホ決済」を利用したくない理由3つ

今回、同調査に寄せられた全6000件のコメントから、不安をカテゴライズしてみました。

不安な理由①スマホからの「データ流出」が不安

「紛失の可能性があるスマホにデータ集約する事に抵抗がある」(男性66歳)

キャッシュレス決済のなかでも大きな割合を占める「スマホ決済」。多くのサービスを利用していれば利用する分だけ、スマホの中に個人情報がたまっていくのは否めません。

そうしたアプリやサービスの情報網から、自分の大切な情報が抜かれてしまうことを危惧している人も少なくないようです。

不安な理由②「利用金額が不明瞭になる」のが不安

「お金の請求時期がずれるため忘れたころに引き落とされるため」(女性52歳)

財布の中から減っていく現金と異なり、オートチャージなどの機能がついていれば、なおさら不明瞭になりがちです。

そういった不安を抱えていながらもキャッシュレス決済にチャレンジしたい場合には、オートチャージをオフにしたり、口座をわけたりするなども一つの手。または、プリペイド形式のアプリ・サービスなども検討してみてください。

不安な理由③スマホ操作や「アプリの立ち上げ」が不安

「アプリの立ち上がりが悪く、レジで人を待たせたり、待たされたりするのが嫌だから」(女性48歳)

スマホの操作に自信がなかったり、アプリの用意で時間がかかってしまったりすることに不安を覚える人もチラホラ。

最初のうちはよく知る人と一緒に使用したり、すぐに別の支払い方法に切り替えられるようシミュレーションするのもよいかもしれませんね。

3. 2024年はどうなる?消費者物価指数の上昇率

物価上昇が著しい昨今ですが、2024年の物価見通しはどうなっているのでしょうか。

3.1 【東京23区】2023年1年間の消費者物価指数

【2023年】2020年基準・消費者物価指数

出所:総務省 2020年基準消費者物価指数

総務省によると、東京都区部の2023年CPI(総合)は前年比3.2%となっています。

1年間で3%も物価が上がっており、それだけ現金の価値が下がっていることになります。

また、2023年の各月のCPIを前年同月比で見てみると年初は4%を超えていましたが、12月には2%代になりました。

それに比べて生鮮食品及びエネルギーを除いたコアコアCPIは依然として前年同月比が3%代で推移しており、2024年も物価の上昇は続くかもしれません。

4. ポイント還元などメリットも! キャッシュレス決済を検討してみて

海外と比較すると、日本におけるキャッシュレス比率は大きいとは言えません。

しかし、増加率や意識調査の結果をみると利用傾向が高まっている様子が伺えます。

はじめてのことは何でも難しく感じがちですが、キャッシュレス・スマホ決済などは実際にやってみるとその簡単さ・利便性に驚くでしょう。

関東に在住されている人は、東京都のキャンペーンが開催されているこの時期に利用を検討してみるのもよいかもしれません。

参考資料

荒井 麻友子