3月に入って日中は暖かい日が増えていき、もうすぐお花見シーズンも近づいてきました。

全国各地には数多くの桜の名所がありますが、「日本三大桜の名所」と「日本三大桜」は別物だということをご存知でしょうか。

今回は「日本三大桜の名所」と「日本三大桜」の違い、「日本三大桜の名所」についてご紹介します!

記事の最後には、お花見にかける全体の平均予算も紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1. 「日本三大桜の名所」と「日本三大桜」の違いは?

「日本三大桜の名所」とは、それぞれの地域一帯の桜を「桜の名所」として指定されているのが特徴。こちらは青森県の弘前公園、長野県の高遠城址公園、奈良県の吉野山だと言われています。

その一方で「日本三大桜」は、樹齢1000年を越える1本の貴重な桜を指定しているもの。こちらは山梨県の山高神代桜、岐阜県の根尾谷薄墨桜、福島県の三春滝桜だと伝えられています。

2. 【日本三大桜の名所】弘前公園(青森県)

ボートに乗ってさまざまな桜を楽しめる

ボートに乗って桜を楽しめる

Taromon/shutterstock.com

最初にご紹介する「日本三大桜の名所」のひとつは、青森県弘前市にある弘前公園。

園内ではソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など、約50種類・2600本の桜が咲き誇ります。 花びらが濠の水面を流れていく「花筏(はないかだ)」など、花びらで濠を埋め尽くすほどの桜の絨毯も見どころです。

毎年4月下旬頃に「弘前さくらまつり」を開催しており、2024年は4月19日(金)~5月5日(日)に開催予定。露店の営業や園内のライトアップをはじめ、和船による水上観桜など、様々なイベントを実施する予定です。

  • 桜の見頃:4月下旬頃
  • 所在地:青森県弘前市下白銀町(弘前公園内)
  • アクセス:JR「弘前駅」弘南バス乗り場より、土手町循環100円バスに乗車(約15分)「市役所前」下車