LIMOが2023年04月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年04月20日)
四季折々の花が咲く広い庭は、ガーデナーにとって憧れの的ですね。
ところが実際には住宅事情により、思うように庭のスペースが取れないことも。
今回は家の周りにある狭い場所を、オシャレな庭に作り変えるコツを紹介します。わずかなスペースでも育てられるオススメの草花も見ていきましょう。
玄関まわり等「小さな空間」をステキな庭に!
玄関まわり
玄関はいわゆる家の顔となり、第一印象が決まる場所と言えるでしょう。玄関に彩りがないと、無機質で冷たい印象を与えてしまうかもしれません。
土がない玄関まわりには、鉢植えの花を置くのがオススメ。色とりどりの花を寄せ植えした鉢がひとつあるだけで、玄関が明るく華やかになります。
門扉から玄関までのアプローチ
門付近は訪問者がまず立ち止まる場所なので、カワイイ花があると緊張感も和らぎます。通行の妨げにならない程度の小さな鉢植えを置いたり、ミニ花壇を作ったりするとよいでしょう。
玄関までのアプローチには、背丈の低い植物を細長く植栽すると花を見ながら歩けます。多少踏んでも元気に育つような、グランドカバーになる植物もオススメです。
こんなスペースも工夫次第でステキなガーデンに!「壁やフェンスなど」
壁やフェンス
家を囲んでいるフェンスや家の壁には、ツル性の植物を絡ませるとオシャレ。平面が立体的に演出できるとともに、道行く人からも見てもらえます。
壁に誘引する際はワイヤーなどを使いますが、壁面に取り付けることが難しい場合も。その場合は立て置きできるトレリスなどを使うのもひとつの方法です。
駐車スペース
今やほとんどの家にあり、一定の広さが割り当てられている駐車スペース。車がないときはコンクリートだけで殺風景になりがちですが、駐車スペースも工夫次第で小さな庭に。
駐車の支障にならない範囲で、周囲に細長いプランターを置いて花を植えてみましょう。カーポートがあれば、ハンギングにした花をぶら下げることも可能です。
家のすき間や裏側
狭いうえにほとんど日が当たらず、いわゆるデッドスペースと呼ばれる家のすき間や裏側。植物を育てるのは無理…と思われそうですが、あえて日陰を好む植物もあります。
日陰で育つ植物は花より葉の美しさを楽しむ品種が豊富。使わない道具やゴミの置き場になっていたデッドスペースが、みずみずしいグリーンの庭として生き返るでしょう。