5. 【2024年おすすめのお花見列車】京福電気鉄道(京都府)
京福電気鉄道は、京都市の嵐山や太秦映画村周辺のエリアを運行している鉄道路線です。「嵐電」の愛称でも知られており、地元民だけでなく観光客も連日大勢利用しています。
鳴滝駅から宇多野駅間までの区間は線路の両脇に桜の木が植えられており、春は満開の桜のトンネルの間を電車で通ることができます。
嵐山方面から仁和寺・龍安寺・北野天満宮といった観光スポットへ向かう際に利用しやすい路線のため、移動中もお花見を楽しめるのが魅力。2024年4月12日まで、「春の京と嵐電」をテーマにした写真コンテストも開催しています。
6. お花見列車に乗車できる!おすすめの旅行ツアーを紹介
お花見列車の乗車は、春の数週間しかできない特別な体験です。ここでは、記事内で取り上げたお花見列車を利用できるおすすめの旅行ツアーを2つ紹介します。
6.1 会津鉄道(福島の桜の名所を巡る1泊2日ツアー)
会津鉄道に乗車してお花見を楽しみたいときは、「春爛漫・会津鉄道乗車(西若松~湯野上温泉)花見山公園・三春滝桜・鶴ヶ城公園2日間」をチェック!
会津鉄道の西若松駅~湯野上温泉駅に乗車するのに加え、日本三大桜のひとつである三春滝桜や鶴ヶ城公園など、福島県内の桜の名所をぐるりと巡るツアーです。
会津鉄道に乗車できるツアーのなかには北海道・中四国・九州など日本各地を出発地点にしているものもあるので、ご自身の利用しやすいものを選んでみてください。
6.2 大井川鐵道(SL蒸気機関車の利用と家山の桜の鑑賞セットの日帰りプラン)
大井川鐵道のお花見列車を利用したい方は、「絶景の「奥大井湖上駅」とアプト式鉄道、SL蒸気機関車と静岡県屈指の桜の名所・家山の桜、大井川鐵道・川根温泉ホテルのランチバイキング」がおすすめ!
SL蒸気機関車に乗車し、家山の桜の名所を散策したり、川根温泉ホテルでのランチバイキングを楽しんだりできる日帰りプランです。
日本気象協会の桜開花予想2024によると、早いところだと3月下旬から桜の花が開き始めるそうです。2024年の開花予想日は平年並みか平年より早い地点が多く、いつもの感覚で予定を立てていると桜を見逃してしまうかもしれません。
あと1カ月もしないうちに、多くの桜は見ごろを迎えるでしょう。予報を見ながらツアーやお弁当の予約を早めに済ませ、2024年のお花見シーズンを満喫してみてくださいね!
参考資料
成瀬 亜希子