「兄ちゃん達だけ、ずるい~!」と訴える子猫。3匹のほほえましいワンシーンが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。

当ポストには2024年3月1日時点で3800件を超えるいいねが集まり「かわいい……(笑)」「構ってほしいのかな?」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫入手経路とその入手予算についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 子猫の「やきもちを妬いたような顔」が心をくすぐる

「にいちゃん達だけいちゃついててずるい」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

「にいちゃん達だけいちゃついててずるい」という声が聞こえてきます。

腕を伸ばす猫

出所:@kagisuzu0531

そこに写っているのは、保護子猫の「ふうか」ちゃん。背後には、先輩猫2匹がクッションで丸くなる姿もあります。奥で毛づくろいをしているのは、茶トラ柄の「すず」くんとキジトラ柄の「つむぎ」くん。

ふうかちゃんはそんな2匹を羨ましく思ったのか、カメラに向かってなにか言いたげな表情を浮かべています……!その面持ちからは「わたしも仲間に入りたいよ~」なんて気持ちが伝わってきますね。

2. 家族同然のペット、買う?保護する?譲ってもらう?

ペットの入手事情・予算事情をご紹介します。

ペットの入手方法と入手経路について

Vasek Rak/shutterstock.com

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、希望のペット入手方法についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

※数値は「現在飼育なし&今後飼育意向あり」の場合

2.1 犬の入手方法について

【無償譲渡を希望する割合】

  • 2022年:55.5%(アンケート人数742)
  • 2023年:58.3%(アンケート人数727)

【有償入手を希望する割合】

  • 2022年:44.5%(アンケート人数742)
  • 2023年:41.7%(アンケート人数727)

2.2 猫の入手方法について

【無償譲渡を希望する割合】

  • 2022年:77.1%(アンケート人数555)
  • 2023年:78.2%(アンケート人数601)

【有償入手を希望する割合】

  • 2022年:22.9%(アンケート人数555)
  • 2023年:21.8%(アンケート人数601)

無償譲渡を希望する割合は、猫を飼育希望する人のほうが多いことがわかりました。

また犬猫ともに、無償譲渡希望する人の割合が増加しています。

次は、ペットをお迎えするのにかかる費用についてご紹介します。

3. 1~3年以内に飼育開始した飼い主ほど、犬や猫の入手費用が高い

同調査では、ペットを有償で入手した人に、その入手価格についてアンケートを実施しています。

3.1 犬の入手価格

  • 1年以内飼育開始者:平均24万8000円(アンケート人数147)
  • 3年以内飼育開始者:平均25万3000円(アンケート人数262)
  • 5年以内飼育開始者:平均21万2000円(アンケート人数84)
  • 10年以内飼育開始者:平均18万4000円(アンケート人数223)

※平均値は有償入手者ベースにて算出

3.2 猫の入手価格

  • 1年以内飼育開始者:平均17万3000円(アンケート人数157)
  • 3年以内飼育開始者:平均14万3000円(アンケート人数270)
  • 5年以内飼育開始者:平均20万7000円(アンケート人数81)
  • 10年以内飼育開始者:平均15万8000円(アンケート人数157)

※平均値は有償入手者ベースにて算出

結果を見ると、犬では、比較的飼育歴の浅い飼い主さんのほうが入手価格平均が高く、猫では、1年以内飼育開始者の生体入手価格平均は、3年以内と比較して高いことがわかりました。

4. ペットを迎える方法や予算は、飼い主によりさまざま

犬と猫をお迎えした価格の平均は、犬のほうがやや高め、という結果になりました。

家族同然となるペットをお迎えするのに、その方法や入手価格は飼い主さんによってさまざまです。

その一生を責任もって面倒を見るペット、幸せな迎え方をしたいですね。